倒立型共焦点ラマン顕微鏡 XploRA INV

非接触・非侵襲で、がん細胞の観察とクラスタリングができます

2021/08/17

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XploRA INV は、バイオサンプル分析に最適化した倒立型ラマン顕微鏡です。試料下面からラマン光を取得でき、ミラースキャン機構DuoScan(オプション)を使用することで、ディッシュ内のバイオ試料を静置状態で分析が可能です。蛍光分析やレーザピンセット技術など多彩な拡張ができ、1台の装置で細胞の多面的評価を実現します。

光学顕微鏡での観察だけでは細胞間の違いを識別できませんが、多変量解析による成分抽出やクラスタリングによる分類、さらにそれらを座標軸上にプロットすることで、細胞の相違が可視化できるようになりました。ES 細胞やiPS 細胞において分化の状態が異なる細胞の判別や細胞の品質評価への応用が期待されます。

特長
・細胞観察に有効な明視野観察、位相差観察、微分干渉観察※、蛍光観察※(※オプション)などに対応
・オプションのDuoScanの使用で、試料を動かさず分析
・高いユーザビリティで初心者でも安心の操作性

倒立型共焦点ラマン顕微鏡 XploRA INV 仕様
イメージング機構:高速イメージング機能 SWIFTTM/SWIFT XS高速スキャニング機構 DuoScan(オプション)
共焦点空間分解能:0.5 μm(XY) 、1μm(Z)
顕微鏡:倒立型顕微鏡
搭載可能レーザ:473、532、638、785 nm
対物レンズ:標準)60倍液浸、10倍(オプション)40倍、50倍、60倍
電動ステージ:138 × 85 mm

倒立型共焦点ラマン顕微鏡 XploRA INV オプション
微分干渉コントラスト観察キット
位相差観察キット
落射蛍光キット
ミラースキャン機構(DuoScan)
オートフォーカス機構
偏光観察機構
暗視野観察機構
光ファイバーキット など

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