| 開催日 | 2026年6月29日(月) |
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| 開催地 | Web |
【開催日時】
2026年06月29日(月) 10:30~16:30
【講師】
国内化粧品企業開発部 杉原としひこ 氏
【専門】
日用品製品開発・原料・製品管理、有機合成化学、計算化学
【略歴】
2011年 国内家庭用化学製品製品開発製造、新規性製品検討・原料管理 現在在中
《活動等》
・資格:危険物取扱者甲種、QC検定2級、ITパスポート、生産マイスター3級、エコ検定、有機溶剤作業主任者、特別管理産業廃棄物管理責任者、化粧品成分上級スペシャリスト、アロマテラピーアドバイザー
・所属:日本化粧品技術者会
【価格】
非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円) 会員: 46,200円 (本体価格:42,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
【習得できる知識】
〇 皮膚科学に基づいた論理的な処方設計力 皮膚の構造と成分の相関を理解することで、ターゲットとする肌質や悩みに合わせ、「なぜその成分を配合するのか」という科学的根拠に基づいた処方構成能力が身につきます。
〇 各剤形におけるテクスチャーと機能の最適化技術 化粧水、乳液、クリーム、クレンジングなど、各剤形特有の設計ルールと事例を学ぶことで、理想の使用感(官能特性)と高い機能性を両立させるための具体的なテクニックを習得できます。
〇 成分の相互作用と製品の安定化ノウハウ 界面活性剤、増粘剤、防腐剤などの補助成分が製品の安定性に与える影響を理解し、分離や変色、粘度変化といったトラブルを未然に防ぐための配合バランスを学べます。
〇 トラブル発生時の原因究明と迅速な対応策 設計段階から市場販売後までに起こりうる代表的なトラブル事例(分離、析出、皮膚刺激など)をケーススタディとして学ぶことで、問題発生時の的確な原因特定とリカバー方法が身につきます。
〇 客観的評価と品質管理の実践的な視点 官能評価と機器計測データの統合的な分析手法、および法規制を遵守した品質保証の要点を理解し、製品の信頼性を高めるための評価プロセスを習得できます。
【趣旨】
本講座では、スキンケア化粧品開発の「理論」から「実践」、そして「トラブル回避」までを網羅的に体系化しました。
まず導入として、最新の市場動向と皮膚科学の基礎を整理し、なぜその成分やアプローチが必要なのかという「根拠(エビデンス)」を明確にします。
続く成分解説では、基剤、機能性成分、補助成分の各役割を深く掘り下げ、単なる配合ではなく、相互作用や安定性を考慮した「生きた処方」の組み方を解説します。
さらに、化粧水から乳液、クレンジングに至る主要剤形ごとの設計ポイントを詳述するとともに、開発の現場で最も重要となる「評価と品質管理」に焦点を当てます。官能評価の主観的データと機器評価の客観的データをいかに統合するか、また、予期せぬ安定性・安全性のトラブルを未然に防ぐためのチェックポイントについても、実務に即した知見を共有します。
若手・中堅の技術者の方には「体系的なスキルアップ」として、また企画・マーケティングに携わる方には「技術的背景に裏打ちされた製品開発の勘所」を掴む機会として、実務に直結する内容をお届けします。
【プログラム】
1 スキンケア化粧品の定義/概要・分類
1.1 スキンケア化粧品の市場動向
1.1 皮膚の構造と機能:化粧品が作用するメカニズム
1.1 皮膚タイプと状態:肌質に合わせたアプローチの重要性
2 処方設計の基本アプローチ(設計の進め方)
2.1 製品コンセプトとターゲット設定:市場と顧客ニーズの把握
2.2 処方設計における安全性と安定性:品質確保の要点
2.3 法規制と表示:化粧品製造・販売における法的遵守事項
3 基剤成分とその役割
3.1 親水性成分:化粧品の骨格を形成する水と親水性成分
3.2 親油性成分:保湿、エモリエント効果をもたらす多様な親油性成分
3.3 両親媒性成分:乳化、可溶化、洗浄における働き、その他の機能
4 保湿・機能性成分
4.1 保湿成分:肌の潤いを保つためのキー成分
4.2 美白成分:シミ・くすみ対策の有効成分
4.3 抗シワ・エイジングケア成分:肌のハリと弾力を保つ成分
4.4 その他の機能性成分:抗炎症、紫外線防御など
5 補助成分と製品の安定性
5.1 増粘剤・ゲル化剤:テクスチャーと安定性の調整
5.2 防腐剤:微生物汚染からの製品保護
5.3 pH調整剤、キレート剤、香料、着色料など
6 主要剤形ごとの処方設計
6.1 化粧水・ローション:浸透性と使用感を追求した設計
6.2 乳液・クリーム:乳化技術を応用したテクスチャーと機能性
6.3 美容液・ジェル:高機能性成分の配合と浸透性
6.4 洗顔料・クレンジング:洗浄力と肌への優しさの両立
6.5 その他の剤形:シートマスク、パックなど
7 処方評価と品質管理(トラブル事例)
7.1 官能評価:使用感とユーザー満足度の測定
7.2 機器評価:客観的な効果測定とデータ解析
7.3 安定性試験:製品寿命と品質維持の確認 設計時トラブルと対策
7.4 安全性試験:皮膚刺激性、アレルギー反応の評価
7.5 品質管理体制:製造から出荷までの品質保証 市場販売後時トラブルと対策

