| 開催日 | 2026年5月15日(金) |
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| 開催地 | Web |
★年々厳しくなる猛暑の下、熱中症による労働災害発生件数が急増!
安衛則改正に伴い熱中症対策が罰則付きで義務付けられ、事業者が民事損害賠償で訴えられるケースも。
★安衛則改正で必要となる対策を、実効ある形で進める具体的な手法を解説します。
労働安全衛生管理上求められる企業における 熱中症対策
~エビデンスに基づく職場の熱中症対策の進め方とは~
<講師>
柳川労働安全衛生コンサルタント事務所 本部 所長
(元・厚生労働省 労働基準局安全衛生部労働衛生課 主任中央労働衛生専門官)
柳川 行雄 氏
<日時>
2026年5月15日(金) 10:30-16:30
<形態>
Zoomオンラインセミナー:見逃し視聴あり
<受講料>
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】
:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】
:1名 56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円
*受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。
<セミナーポイント>
気候危機の影響により、我が国の気温は例年、上昇を続け、熱中症による労働災害発生件数は、2005年の約200名から2024年には1,200名を超えるまでに急増している。2025年の6月には安衛則が改正され、職場での熱中症対策が罰則付きで義務付けられた。また、熱中症による死亡災害で、事業者が民事損害賠償で訴えられるケースも出ている。
ところが、実際に現場で行われている熱中症対策は、専門家が「効果がない」とする空調服の導入や、ウエアラブル端末の誤った使用方法など、エビデンスに基づかないやり方で行われているケースも散見される。
熱中症対策も労働者の健康に関するものである以上、エビデンスと最新の専門的知識に基づいて行う必要がある。
本セミナーでは、エビデンスに基づく熱中症対策の具体的な実施方法を解説するとともに、2024年の安衛則改正で必要となる対策を、実効ある形で進める具体的な手法を解説する。
なお、このセミナーは、厚労省が「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」の実施要綱の中で規定する、職場の熱中症予防管理者のための熱中症対策の教育の内容を満足し、さらに改正安衛則への対応などを追加するものである。
○受講対象:
企業において、熱中症対策について企画・立案又は実施に携わる方。熱中症予防管理者、産業医、衛生管理者、衛生推進者(安全衛生推進者)、事業者、管理職の方等
○受講後、習得できること:
エビデンスに基づいた実効のある具体的な熱中症対策の進め方。熱中症の予防の方法、具体的な熱中症の対策の方法、熱中症になった者の見分け方、医療機関に搬送するべきかの判断の方法、熱中症が発生した場合の法的な責任など。
<講演プログラム>
1.熱中症の発生状況
1)日本の気候の長期変動と日本全体の熱中症の発生状況
2)熱中症による労働災害の発生状況
2.熱中症の症状
1)熱中症の概要
a)熱中症とは何か
b)熱中症の症状と分類
2)職場における熱中症の特徴
a)熱中症を生じやすい職場の特徴とは
b)作業環境や作業の特徴
c)個人の側の問題(順化)
3)体温の調節
a)体温の測定によるリスク判定とその限界
b)人体の体温調節の仕組み
4)体液の調節
a)水分摂取の必要性
b)口渇感の仕組みとそれに頼ることのリスク
5)熱中症が発生する仕組みと症状
a)熱中症が発生する仕組み
b)熱中症の症状
3.熱中症の予防方法
1)熱中症対策の基本
a)熱中症対策における労働衛生の3管理
b)行政が熱中症に関して発出している基本文書
c)「熱中症予防基本対策要綱」に基づく取り組みとは
2)暑さ指数(WBGT)
a)WBGTの意義とその予測値の入手方法
b)WBGTの測定器と測定に当たっての留意事項
c)WBGT基準値に基づく評価とは
3)作業環境管理
a)職場のWBGT値を低減するための方法等
b)休憩場所の整備
4)作業管理
a)作業時間の短縮
b)暑熱順化の方法と時期
c)正しい水分及び塩分の摂取の方法
・熱中症予防に適した水分及び塩分とは
・水分及び塩分をどのように摂取するべきか
d)熱中症対策のための服装
・深部体温を下げるための服装とは(空調服は役に立つのか?)
・日光を避けるための服装とは
e)プレクーリング
・プレクーリングとは
・プレクーリングの方法
f)作業中の巡視等
5)熱中症対策のための健康管理
a)健康診断の結果を活用した高リスク群の見分け方
b)日常の健康管理
c)労働者の健康状態の確認
6)熱中症予防に関する教育
7)熱中症予防対策事例
4.緊急時の救急処置
1)緊急連絡網の作成及び周知
2)緊急時の救急措置等
a)熱中症であることの職場における判断
・どのような場合に熱中症と判断するか
・ウエアラブル端末にはどのような効果があるか
b)医療機関へ運ぶべきかの判断
c)緊急時の対応(医療機関へ搬送するまでの対応を含む)
・Japan Coma Scale(JCS)とは
・身体の冷却の正しい方法
・水分及び塩分の補給
・熱中症対策要綱による救急処置
5.災害事例
1)なぜ災害事例を学ぶのか
2)実際の災害事例
3)架空の事例
4)民事損害賠償請求が行われた事例
6.2025年6月の安衛則改正による取り組み
1)安衛則改正の経緯
2)熱中症対策に関する安衛則改正の概要
3)熱中症対策に関する安衛則改正の趣旨と条文
4)改正安衛則の基本的な考え方
5)熱中症のおそれのある者に対する処置の例
7.熱中症が発生したときの法的責任
1)刑事責任
2)民事責任
<質疑応答>

