株式会社情報機構

材料開発におけるマテリアルズインフォマティクス活用事例と量子アニーリングによる最適化

2025/06/30

開催日 2025年10月23日(木)
開催地 Web

★マテリアルズインフォマティクスと量子アニーリングの基礎から企業での活用事例まで、材料開発を加速させる技術を紹介

■セミナーテーマ
材料開発におけるマテリアルズインフォマティクス活用事例と量子アニーリングによる最適化

■講師
三井化学(株) 研究開発本部 生産技術研究所 先端解析グループ 渡久平 俊樹 氏
三井化学(株) 研究開発本部 生産技術研究所 先端解析グループ 槇 大輔 氏

■講師紹介
○渡久平氏
■主経歴等
2019年4月 三井化学(株)入社.生産技術研究所先端解析グループに配属後,マテリアルズインフォマティクスを活用した材料開発を担当.

■専門および得意な分野・研究
マテリアルズインフォマティクス,計測インフォマティクス,有機化学

○槙氏
■主経歴等
2018年4月~2021年12月 色材・機能材料メーカー入社.顔料、機能性色素の開発を担当
2022年1月 三井化学(株)入社.生産技術研究所 先端解析グループに配属後,マテリアルズインフォマティクスを活用した材料開発を担当

■専門および得意な分野・研究
マテリアルズインフォマティクス,有機結晶

●日時:2025年10月23日(木) 13:00-15:30 *途中、小休憩を挟みます。

●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円

【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。

■講座のポイント
 情報科学の技術を適用することで材料開発を加速させる技術であるマテリアルズインフォマティクス (MI) が注目されている.
 本講演では,MIの概観と,化学企業におけるインフォマティクスの活用事例を紹介する.研究情報や測定データの解析,組成・分子構造・プロセスの最適化,評価・検査の自動化など,MIの多様な応用を通じて,研究開発の効率化と高度化を目指す取り組みを解説する.さらに,量子アニーリングの基礎とその化学分野への応用,特にブラックボックス最適化への展開について紹介し,材料の組成最適化や特徴量選択への実践事例を通じて,次世代技術の可能性を探る.

■受講後、習得できること
・マテリアルズインフォマティクス(MI)の基礎理解
・企業におけるMI活用のポイント
・量子アニーリングの基礎知識と活用のヒント

■講演プログラム
1.マテリアルズインフォマティクス概観
 1.1 化学企業におけるインフォマティクス
 1.2 三井化学におけるインフォマティクスの取り組み
 1.3 マテリアルズインフォマティクスとは

2.MI活用事例紹介
 2.1 研究情報の活用
 2.2 組成最適化
 2.3 分子構造最適化
 2.4 プロセス最適化
 2.5 測定データ解析
 2.6 評価・検査の自動化

3.量子アニーリングの概要
 3.1 量子アニーリングとは
 3.2 組合せ最適化問題
 3.3 量子アニーリングを用いたブラックボックス最適化
 3.4 化学分野における量子アニーリングの活用事例

4.三井化学での量子アニーリング活用事例
 4.1 電子部品材料の組成最適化
    ・マテリアルズインフォマティクスを用いた組成最適化における課題
    ・ブラックボックス最適化と量子アニーリングの適用
 4.2 量子アニーリングを用いた特徴量選択

(質疑応答)

企業情報

株式会社情報機構

  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

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