開催日 | 2025年8月25日(月) |
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開催地 | Web |
★米国に15年在住し、米国臨床試験の責任者としてFDA対応を主導した経験が豊富。
現在も米国臨床試験に従事。
★米国治験のCRO・SMO選定・管理を中心にしたノウハウが具体的事例からわかる!
■セミナーテーマ
米国治験の実践(2025)~CRO・SMOの上手な選定・管理と患者エンロールのノウハウ~
<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>
■講師
Senju USA, Inc., President Emeritus 医学博士(PhD) 小河貴裕 氏
■主経歴および、業界での活動等
1978 千寿製薬(株)入社、伊丹研究所
眼炎症、緑内障、ドライアイ研究および眼毒性、眼動態研究
1981 京都薬科大学研究生(薬物動態研究)
1988 自治医科大学研究生(眼科学講座)
1993 医学博士号取得
1994 千寿製薬クリエイティブセンター 新薬研究所所長
1997 国際開発部(海外臨床試験)
2002 開発戦略部長(国内・海外臨床試験)
2006 Senju USA, Inc., Senior Vice President, Research & Development
(米国臨床試験、導入/導出品のサポート実務)
2014 President
2021 President Emeritus
現在に至る
Clinical Research Professionalsに「米国治験事情」を2011年より連載
「世界への薬事申請書の書き方 成功へのバイブル」(2012)を執筆担当
「米国で医薬品の臨床開発を行うということ」(2016)書籍を執筆
●日時 2025年8月25日(月) 13:00-15:30
●会場 会場での講義は行いません。
●受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円<
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。
■講演ポイント
米国で臨床開発を成功させるためのKey playerは、協力的なInvestigators/CRCsと治験をよく理解した患者です。そのためには、全面的に信頼できるCROを探し、よい関係を構築することが肝要です。
本セミナーでは、Phase 1, 2, 3試験のサイズに合ったCRO選択の考え方をお示しし、CROとの共同作業のやり方等をお話しします。例えば、治験途中での費用のアップ、患者のリクルート遅延が起こった時のトラブルシューティングを解説します。
試験データの質を確保するためInvestigatorsとの関わり方にはコツがいります。Investigators/CRCsのモチベーションを上げるような方策をご提案します。
更に、治験の成功を決める試験のエンドポイントの設定の仕方、日本人の早期段階での組み入れの必要性、申請区分として505(b)(1)か505(b)(2)のどちらが得策か、ケースを交えて臨床戦略をお話ししたいと思います。
■受講後、習得できること
・開発拠点が日本でも米国CRO・SMOの選定と交渉術、治験開始後の管理が満足してできるようになる。
・米国患者のリクルートの方法、エンロール後の患者管理のやり方が分かる。
・治験施設のInvestigators/CRCsとのよりよい関係が築けるようになる。
・臨床エンドポイント設定の考え方がわかる。
■講演プログラム
1.CRO選定の実例紹介とアドバイス
1.1 CRO選定の重要な点とチェック事項
1.2 Phase 1 試験の実例
1.3 Phase 2 試験の実例
1.4 Phase 3 試験の実例
1.5 治験施設でのSMOの活用
2.治験を実施するための留意点
2.1 CROコントロールの方法と費用交渉のコツ
2.2 治験施設の選定とマネジメントのポイント
2.3 治験施設のInvestigators/CRCsとの関係づくり
2.4 IP labelling/原資料データの保管(ALCOA原則)
3.リクルートとエンロール
3.1 良好な患者リクルートのヒント
3.2 エンロールの実務対策(スポンサー側と施設側から)
3.3 米国SMOの活用によるリクルート
4.米国治験の実態と戦略
4.1 エンドポイント設定の重要性
4.2 日本人の定義
4.3 臨床試験デザイン、統計解析及び治験データマネジメント上の留意点
4.4 オーファン薬開発
4.5 ジェネリック薬開発
4.6 ライフサイクルマネジメント例
4.7 OTC薬開発
4.8 デバイス品開発
(質疑応答)