株式会社情報機構

糖化ストレスの新たな概念とAGEs(終末糖化産物)抑制・分解作用の応用展開

2025/02/28

開催日 2025年5月29日(木)
開催地 Web

☆昨今、アンチエイジング(老化予防)への要望は益々高まっており、
 糖化対策・抗糖化商品の開発は、健康や美容等の観点からも重要ワードとなっています。
☆本講座では、最新研究情報や製品素材の開発事例等を含めて、
 現状のクリアすべき解題を共有し、おさえるべきポイントを解説いたします!

【テーマ名】
糖化ストレスの新たな概念とAGEs(終末糖化産物)抑制・分解作用の応用展開
~抗糖化に着目した健康食品・機能性表示食品・化粧品開発へ~


【講師】
同志社大学
生命医科学部 糖化ストレス研究センター 客員教授
農学博士
八木 雅之 氏

【学歴】
1979年4月~1983年3月 京都工芸繊維大学 繊維学部 卒業
1983年4月~1985年3月 京都工芸繊維大学大学院 繊維学研究科 修士課程 修了
1985年4月~1989年3月 京都府立大学大学院 農学研究科 博士課程 修了

【略歴】
1990年~1992年 株式会社ワイエムシィ 研究部
※HPLCカラムの分析アプリケーション開発を担当。
1992年~2011年 アークレイ株式会社 研究開発部および新規事業部
※糖化アミノ酸分解酵素を使ったHbA1c測定試薬、糖尿病患者向け健康食品や化粧品、抗糖化食品素材、混合ハーブエキス「AGハーブMIX」の研究開発などを担当。
2011年~2015年 同志社大学大学院 生命医科学研究科 糖化ストレス研究センター 講師を経て准教授
※糖化のメカニズム、抗糖化素材に関する研究、産学連携研究を展開。
2015年~2016年 エイキット株式会社 生命医科学検査センター ゼネラルマネージャー
※食品・化粧品等の抗糖化作用評価を中心としたin vitro評価試験やヒト臨床試験等の受託サービス事業を統括。
2016年~現在 同志社大学 生命医科学部 糖化ストレス研究センター 教授を経て客員教授
※糖化ストレス測定、抗糖化素材の機能性に関する研究、抗糖化作用の産学連携研究、「糖化は老化」をキーワードに抗糖化に関する情報を業界・マスコミ等で発信している。

【専門および得意な分野・研究】
・糖化の生体影響、抗糖化作用の測定評価に関する研究
・抗糖化素材・製品の研究開発
・アンチエイジング医学に関する研究
・クロマトグラフィーによる分離分析

【本テーマ関連学協会での活動】
・日本抗加齢医学会 評議員
・糖化ストレス研究会 理事
・日本ハーブ療法研究会 世話人

【開催日時(オンライン配信)】
2025年5月29日(木) 13:00-17:00

【受講料】
●見逃し視聴なし:1名46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円

●見逃し視聴あり:1名51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円

※詳細な内容やお申込み要領等は、下段「セミナーホームページを見る」をご参照ください。

【セミナーの内容】
■講座のポイント
 近年、糖化対策はアンチエイジング(老化予防)における必須項目になった。糖化ストレスは血糖値の上昇や生体内アルデヒドによる終末糖化産物(AGEs)の生成や蓄積によって亢進する。このため糖化ストレスを軽減は老化や疾患の進展予防につながる。
 本セミナーでは糖化ストレスの最新概念、糖化ストレスが関与する老化や疾患、抗糖化素材の探索法、抗糖化作用を評価するin vitroおよびヒト臨床試験等を解説する。また講師らが産学連携で実施した研究事例から、抗糖化素材・製品の開発ポイントや課題について解説する。

■受講後、習得できること
・糖化ストレスやAGEsが老化や疾患に及ぼす影響
・抗糖化の機能性訴求に向けたin vitro試験および臨床評価試験のポイント
・皮膚AGEs測定機による測定データの評価法
・抗糖化研究および市場の最新情報と抗糖化の今後の展望
・今後、注目される糖化ストレス対策や抗糖化素材・製品

■本テーマ関連法規・ガイドライン
・機能性表示にむけた人を対象とする医学系研究に関する倫理指針ガイダンス

■講演中のキーワード
・糖化測定
・AGEs
・血糖値
・抗糖化
・アンチエイジング

■講演プログラム
1. 糖化ストレスとAGEs
 ①糖化ストレスとAGEs
 ②生体内糖化反応
 ③AGEs受容体
 ④食品中AGEs

2. 糖化ストレスが関与する老化と疾患
 ①皮膚老化、毛髪の老化、見た目の老化など
 ②糖尿病合併症、動脈硬化、骨粗鬆症、認知症などの疾患など

3. 糖化ストレスの測定と評価法
 ①血糖値(自己血糖測定器、フリースタイルリブレ)
 ②糖化タンパク(HbA1c、グリコアルブミン)
 ②アルデヒド類(糖化反応中間体)
 ③AGEs(蛍光性AGEs、ペントシジン、CML)
 ④角層中AGEs(テープストリップ法)
 ⑤食品中AGEs(蛍光性AGEs、ペントシジン)

4. 皮膚中AGEs測定
 ①前腕または上腕部測定(AGE Reader)
 ②指先測定(AGEsセンサ)
 ③測定値、測定意義の違い

5. 糖化ストレス抑制作用試験法
 ①糖化ストレスを抑制するには
 ②in vitro抗糖化試験法(糖化抑制、糖化架橋切断)
 ③ヒトを対象とする臨床試験の準備と設計

6. 糖化ストレス対策素材の探索と課題
 ①食後高血糖抑制作用素材
 ②AGEs生成抑制作用素材
 ③AGEs架橋切断作用素材
 ④抗糖化作用物質の注意点

7. 産学連携による抗糖化製品素材の開発事例(5例程度)
 ①食後高血糖抑制作用を有する素材
 ②AGEsの生成抑制作用を有する素材
 ③AGEs分解作用を有する素材

8. 糖化・抗糖化の認知と課題
 ①化粧品・食品
 ②糖化の認知度(マスコミ情報)

9. 今後期待される糖化ストレス対策のポイントと市場展開

10. 質疑応答&個別質問(相談)

企業情報

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  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

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