開催日 | 2025年4月18日(金) |
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開催地 | Web |
【開催日時】
2025年04月18日(金) 13:00~16:00
【講師】
東京科学大学 物質理工学院 材料系 教授 博士(生命科学) 児島 千恵 氏
【価格】
非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円) 会員: 46,200円 (本体価格:42,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
【趣旨】
バイオマテリアルの作製において生体適合性は重要な指標です。最近の研究により、物質の生体適合性は水和状態と相関することが明らかになりつつあります。本講演では、バイオマテリアルにおける水分子の役割と機能との関連性についてご説明します。そして、バイオマテリアルの水和状態の解析方法・水中での表面の分析方法についてご紹介します。生体適合性ポリマーとして汎用されているポリエチレングリコール、リン脂質模倣ポリマー(MPCポリマー)、双性イオンポリマーについて、講師の最新の研究成果も紹介します。ぜひ、ご参加ください。
【プログラム】
1.バイオマテリアル
1.1様々な高分子バイオマテリアル
2.水和状態と生体適合性との関連性
2.1中間水とは
2.2様々な材料の水和状態と血液適合性との関連性
3.水和状態の解析方法と研究成果
3.1中間水の解析方法(熱分析、NMR、分光学的解析)
3.2薬物運搬体の水和状態の解析とバイオ機能(講師の最新の研究成果から)
4.表面の水和状態の解析方法
4.1水中での表面解析方法(接触角測定、濡れ性評価、AFM(SPM))
4.2水中での表面分析事例(乾燥状態と湿潤状態の比較)
4.3双性イオン構造をもつポリマーのバイオ応用(講師の最新の研究成果から)