株式会社R&D支援センター

医薬品開発におけるプロジェクト 事業性評価の基礎と意思決定の考え方

2024/12/17

開催日 2025年2月26日(水)
開催地 Web

【開催日時】
2025年02月26日(水) 10:30~16:30

【講師】
インテグラート(株) ビジネスシミュレーション事業本部 ソリューション事業部
シニアコンサルタント 楠井 悠平 氏

【専門】
事業性評価 ポートフォリオマネジメント ビジネスモデリング ビジネスシミュレーション

【経歴】
2007年東京大学法学部第三類(政治コース)卒業後、新卒採用にてインテグラートに入社
医薬品メーカー、電力会社、自動車部品メーカー、その他製造業、石油製品販売業等様々な業種におけるビジネスシミュレーション、事業性評価体制導入支援、ポートフォリオマネジメント運用支援に関するコンサルティングに数多く従事し、高度に複雑化した将来収益予測シミュレーションモデルの構築や分析等に豊富な経験を有する。
システム開発プロジェクトへの関与、学会誌への寄稿なども手掛ける。
2009年よりエデュケーション担当として、事業性評価入門研修などの講師を担当。

【価格】
 非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円) 会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

【趣旨】

 本セミナーは、医薬品開発におけるプロジェクト事業性評価を念頭に置いて「経営視点で事業を考える」ことに役立つ事業性評価と意思決定の基礎的な考え方を習得することを目的としています。
 まず事業の企画・評価に必要な会計・財務(ファイナンス)の基礎知識の要点を学習します。
 財務三表の基本的な読み方を前提として、事業性評価における代表的な指標であるNPV(Net Present Value、正味現在価値)などの主な項目や数字の示す意味を確認します。
 引き続き、NPV計算をはじめとした医薬品開発におけるプロジェクト事業性評価および意思決定の基礎知識と意義・手法について学習します。
 また、プロジェクトの価値を高めるための切り口について考えます。
 セミナー内では、簡単なExcelシートを用いた実習を一部組み合わせて実施します。
 これから事業性評価業務に携わる予定の方や、現在事業性評価業務に携わっているが改めて評価方法について学びたい方のご参加をお待ちしています。

【プログラム】

 1.経営視点で事業を考える

 2.事業の理解評価に必要な会計の基礎知識

  2-1 P/L(損益計算書)の仕組み
  2-2 B/S(貸借対照表)の仕組み
  2-3 C/S(キャッシュフロー表)の仕組み
  2-4 P/L、 B/S、 C/S のつながり 製造業A社の一年

 3.評価に必要な財務(ファイナンス)の基礎知識
  3-1 NPVとは何か、NPVの計算
  3-2 フリーキャッシュフロー、資本コストの考え方

 4.医薬品開発プロジェクト事業性評価および意思決定の基礎知識と手順
  4-1 医薬品業界での事業性評価のポイント
  4-2 医薬品開発における事業性評価の意義
  4-3 事業性評価のプロセス
   ・ フレーミング
   ・ 開発戦略案の検討
   ・ 事業性評価モデルの設計
   ・ データの設定
   ・ 分析・シミュレーションの実施と評価
   ・ デシジョンツリーを活用した開発リスクの考慮

 5.医薬品開発プロジェクトの簡易評価の実践
  5-1 医薬品開発プロジェクトの簡易評価
  5-2 マイルストンペイメントとロイヤルティ
  5-3 成功確率を考慮したマイルストンとロイヤルティ
  5-4 デシジョンツリー

 ※ 一部、簡単なExcelシートを用いた実習を行います。

企業情報

株式会社R&D支援センター

詳しく見る

TOP