開催日 | 2025年1月23日(木) |
---|---|
開催地 | Web |
抗体医薬品のダウンストリームプロセスは製造コストの50-60%を占めると言われており、プロセスの効率化によるコスト削減は重要な課題となっています。
本ウェビナーでは、JSRライフサイエンス株式会社より講師をお招きし、抗体のアフィニティ精製を効率化する新開発のProteinA担体とその応用例についてご紹介いただきます。また、連続クロマトグラフィーシステムを使用したポリッシングステップの効率化についてもご紹介します。
【開催日時】2025年1月23日(木)14:00~15:15
【参加費】 無料(事前登録制)
【受講方法】オンライン(Zoom)
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
1. 開会のご挨拶(14:00~14:05)
2. 生産性の飛躍的向上とコストダウンを可能にするツインカラム連続クロマトグラフィーシステム(14:05~14:15)
ワイエムシィのツインカラム連続クロマトグラフィーシステムは、2 本のカラムを使用することで連続的な精製が可能で、従来の単カラムのみで精製する場合と比べて、単位時間当たりの生産性を向上させ精製に伴うコストを削減することができる。
本講演では、抗体培養後のキャプチャーおよびポリッシングステップを効率化する連続クロマトグラフィーの精製プロセスを紹介する。
3. <招待講演> 新規ProteinA担体 Amsphere™ A+の開発及び連続精製プロセスへの応用展開(14:15~14:45)
(JSRライフサイエン株式会社 工学博士 徐 盈佳 様)
2024年9月に上市した新規ProteinA担体Amsphere™ A+の諸性能および応用展開について紹介する。本製品は従来のIgG抗体に対し業界トップレベルの高い動的結合容量(DBC)、アルカリ耐性、優れた圧力耐性、及び優れた不純物クリアランス性能を有する。また、特殊抗体(Fc融合タンパク質やVHH)に対しても他社品対比で高い結合能を有する。さらに、本製品は高流速で高いDBCを発現するという特徴があり、本特性を活かし株式会社ワイエムシィのツインカラム連続クロマトグラフィーシステムを用いた連続精製プロセスへの応用展開を実例と共に紹介する。
4.抗体ポリッシング工程の効率的な精製プロセス(14:45~15:05)
ツインカラム連続クロマトグラフィーの連続精製プロセスIntegrated Batchでは、2モードのクロマトグラフィー精製を連続的に実施でき、中間タンクも不要なため、時間短縮やコストの削減を達成できる。
本講演では、抗体精製のポリッシング工程であるアニオン交換とカチオン交換クロマトグラフィー精製をIntegrated Batchにより連続的に実施した例を紹介する。また、生産性を向上させるメソッド構築のポイントも説明する。
5.質疑応答、閉会のご挨拶(15:05~15:15)
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
※ご質問はチャットをご利用いただけます。
ご参加をお待ちしております。