株式会社R&D支援センター

凍結乾燥製剤の基礎、スケールアップ技術とバリデーション実施のポイント

2024/11/15

開催日 2025年1月21日(火)
開催地 Web

【開催日時】
2025年01月21日(火) 12:30~16:30

【講師】

共和真空技術(株)技術部 部長 細見博 氏

【価格】
 非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)   会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

【趣旨】
凍結乾燥の基礎講座をベースに、凍結乾燥の失敗事例とその対策、試験設備から生産設備へのスケールアップ時の問題点と課題、無菌製剤生産に関する法規改正とバリデーションの概要やそれに対する装置対応の実例を基に、現在の実例と技術動向を説明します。
又、密閉系(クローズド系)凍結乾燥機(ICS)についてのシステム説明と、無菌操作法に対応した品温線を使用しない昇華面温度の測定PAT技術(TMbySR法)や凍結制御技術と凍結乾燥プログラム作成及び解析ソフトの紹介を行います。

【プログラム】

 1.凍結乾燥の基礎
  1)凍結乾燥の基礎
  2)乾燥の注意点
  3)凍結乾燥の失敗事例と対策
  4)特殊な製剤の凍結乾燥
    ・有機溶媒含有物の凍結乾燥
    ・縣濁系製剤の凍結乾燥
  5)アニーリング、氷核導入などによる凍結制御技術
  6)真空制御の重要性
  7)医薬用凍結乾燥機の装置規格(ASME-BPE)について
 2.凍結乾燥とバリデーション
  1)バリデーション概要、凍乾機リスクマネジメントの紹介
  2)凍結乾燥過程に於ける制御要素とバリデーション
  3)凍結乾燥過程工程に於ける変動要因と製品品質
  4)凍結乾燥製品の無菌性保証
  5)TMbySR法による昇華面温度測定(PAT技術)
 3.試験機から生産機へのスケールアップ
  1)スケールアップの問題点
    ・ 装置基本性能の相違
    ・ 試験機と生産機の伝熱相違
    ・ 温度、圧力の測定方式の違い
    ・ その他の相違
  2)バイアルへの入熱と昇華速度に関する解析
    ・ バイアルへの熱源
    ・ バイアルの入熱経路
    ・ 乾燥速度の解析
  3)生産機へのスケールアップ実験
    ・ スケールアップ時の諸影響要素
    ・ スケールアップ実験
  4)生産機へのスケールアップ方法
    ・ 試験製造の凍結乾燥条件と結果解析
    ・ 生産機へのスケールアップ
  5)スケールアップ時の留意点
  6)プログラム作成及び解析ソフトの紹介
 4.凍結乾燥機の技術動向と今後
  1)グレードAを確保した自動入出庫システムについて
  2)凍結乾燥機の無菌・無塵対応装備について
   ・復圧フィルターのインライン滅菌と完全性
   ・凍結乾燥機の洗浄と滅菌
   ・油圧ロッド表面の無菌性保証
   ・復圧速度の確認と庫内グレードAの確保
   ・庫内リーク量測定
  3)冷媒問題と今後の対応
  4)ICS(Integrated Closed System)型凍結乾燥機について
   ・理想的な無菌凍結乾燥品の生産

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