開催日 | 2025年1月17日(金) |
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開催地 | Web |
<セミナー No.501101(Live配信)>
<セミナー No.501153(アーカイブ配信)>
【Live配信 or アーカイブ配信】※いずれか選択
洗浄バリデーションでの
洗浄方法選択、残留限度値とホールドタイム設定
★ リスクマネジメントとQuality by Designに基づく洗浄バリデーション
★ サンプリングは、Swab法か、Rinse法? 回収率は何%が求められる? 洗浄性評価におけるTOCの活用
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■Live配信日時:
2025年1月17日(金)10:30~16:30
■アーカイブ配信日程:
2025年1月27日(月)まで申込み受付(視聴期間:1月27日~2月7日)
■講師
(株)パームエックステラピューティクス CMC/治験薬管理部長 宮嶋 勝春 氏
■聴講料
1名につき55,000円(消費税込/資料付き)
1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円(税込)
大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくはお問い合わせください。
■Live配信セミナーの受講について
・本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
→ https://zoom.us/test
・開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
・パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
・セミナー配布資料は印刷物を郵送いたします。
・当日は講師への質問することができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
プログラム
【講座主旨】
近年開発される医薬品の活性が高まるにつれ、そして新たなモダリティに基づく医薬品が増えるにつれ、洗浄バリデーションはますますその重要性が高まっている。この洗浄バリデーションで、最も重要な検討課題は、残留限度値をどう設定するかである。一方で、洗浄プロセスの開発は品質リスクマネジメントを基本としたQuality by Designの手法を基に行われ、そして開発されたプロセスのバリデーションはライフサイクルを通した取り組みが求められている。本セミナーでは、こうした洗浄・洗浄バリデーションの現状を踏まえ、洗浄バリデーションの基本となる残留限度値設定の考え方やワーストケース、ホールドタイム、残留物の評価法などに加え、近年開発品目が増加しているバイオ医薬品の洗浄上の課題や評価の効率化を図るための手段としてのTOCの活用、そして最近査察でも指摘されるという日常的な工程検証(Continued Process Verification)における活用について紹介する。
◆習得できる知識◆
・規制文書が求める洗浄バリデーション時に検討すべき事項
・ワーストケースを利用した洗浄バリデーションの考え方
・残留限度値設定のための考え方と具体的な計算方法
‐従来の方法と毒性に基づいた方法‐
・残留物評価の方法と検討すべき課題(分析方法、回収率など)
・査察に対応するためのポイントと具体的な指摘事項
・プロセスバリデーション Stage3への対応
・洗浄バリデーションにおけるTOCの活用
・バイオ医薬品の洗浄手順
【講座内容】
1.はじめに -洗浄バリデーションの基礎-
1.1 回収事例にみる洗浄バリデーションのポイント
1.2 規制文書が求める洗浄と洗浄バリデーションのポイント
1.2.1 JGMPにおける洗浄バリデーション
1.2.2 EU GMPにおける洗浄バリデーション
1.2.3 cGMP における洗浄バリデーション
1.2.4 ASTM Internationalのガイド(E3106-18)における洗浄バリデーション
1.2.5 その他情報源
2.洗浄バリデーション実施に必要となる文書
2.1 バリデーションマスタープランとは
2.2 マスタープラン作成上の留意点
2.2.1 洗浄バリデーションマスタープランに記載すべき事項
2.2.2 洗浄バリデーションマスタープランと洗浄手順書の関係
2.2.3 洗浄バリデーション実施計画書と報告書
2.2.4 マスターバッチレコードと洗浄記録
2.2.5 Logbook記載上のポイント
3.リスクマネジメントとQuality by Designに基づく洗浄バリデーション
3.1 洗浄におけるリスクとは何か
3.2 Quality by Designに基づく洗浄プロセス開発
3.3 ライフサイクルを通した洗浄バリデーションへの対応
3.3.1 Continued Process Verificationへの対応
3.3.2 再バリデーションとContinued Process Verification
3.3.3 Continued Process Verificationにどう対応するか
4.ワーストケースアプローチに基づく洗浄バリデーション
4.1 ワーストケースアプローチとは何か
4.2 ワーストケースを利用した洗浄バリデーション‐その考え方‐
5.洗浄バリデーション実施における主な検討事項
5.1 洗浄バリデーションの評価対象
5.2 洗浄方法(マニュアル洗浄、CIP、SIP)
5.3 ダーティホールドタイムとクリーンホールドタイム‐何を評価すべきか‐
5.3.1 ダーティホールタイムの設定方法
5.3.2 クリーンホールドタイムの設定
5.3.3 逸脱時の対応
5.4 残留限度値の設定の考え方
5.4.1 10ppm、0.1%、に科学的な根拠はあるか
5.4.2 具体的な計算事例
5.4.3 毒性に基づいた基準‐90%の薬物については限度値が高くなる‐
5.4.4 目視基準を残留性評価に利用できるか?‐その条件と課題‐
5.4.5 バイオ医薬品における残留性評価の考え方
5.4.6 治験薬製造への対応
5.5 サンプリング上の留意点
5.5.1 Swab法か、Rinse法か‐なぜRinse法は、望ましくないのか-
5.5.2 回収率は、何%が求められるのか ‐評価方法と望ましい回収率とは‐
5.5.3 洗浄性評価におけるTOCの活用
6.目視検査員の適格性評価
6.1 目視でクリーンの意味とは
6.2 目視検査員の適格性をどう評価するか
7.バイオ医薬品製造施設における洗浄バリデーション
7.1 バイオ医薬品製造施設洗浄における特徴と課題
7.2 残留性をどう評価するか
8.査察プロセスと対応のポイント
8.1 査察手順と準備すべき文書
8.2 回答者が留意すべき事項
8.3 指摘事項の具体例
9.まとめ
【質疑応答】