開催日 | 2025年1月31日(金) |
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開催地 | Web |
☆医薬品の‘早期開発・早期販売’実現のカギとなるプロジェクトマネジメント。
☆本講座では、数多くのPMで‘成功・失敗’の経験を積み重ねてきた講師が、
すぐに実業務に活かすことが可能な‘重要ポイント’を徹底的に深掘りいたします。
【テーマ名】
過去事例(※)の解決法から学ぶ・医薬品開発プロジェクトマネジメントの基礎と実践
≪Zoomミーティングによる双方向のコミュニケーション(音声でのディスカッション)あり≫
(※)山之内製薬(現アステラス製薬)でプロジェクトリーダーとして務めた18年の間に、
売り上げ予測数十億円~数百億円の新薬候補品の15ものプロジェクトのマネジメントを経験。
在籍時及び在籍後を含め10年間、プロジェクトマネジメント研修並びにプロジェクトリーダー代行を担当
【講師】
膳Laboつくば株式会社
代表取締役
(元アステラス製薬株式会社)
梶井寛 氏
【職歴】
1985年4月 山之内製薬(現アステラス製薬)へ入社。動物用医薬品の開発。
1989年8月 ライセンス部で業務
1993年6月 臨床開発部で業務
1999年8月 プロジェクトマネジメント部(開発本部) プロジェクトリーダー
2005年5月 FDAによる薬事研修に参加
2010年10月 ビジネススクールでMBAを取得
2011年10月 プロジェクトマネジメント部(研究本部) プロジェクトリーダー
2019年3月 定年退職
2020年5月 膳Laboつくば株式会社を設立
2020年9月 (株)クスリのアオキに入社。調剤業務
2022年8月 (株)クスリのアオキを退職
2022年10月 サラウンド(株)管理薬剤師(兼業)
現在に至る
【学歴】
・薬学修士
・MBA
・国際中医薬膳師
【日時(オンライン配信)】
2025年1月31日(金) 10:30-16:30
【受講料】
1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
※詳細な内容やお申込み要領等は、下段「セミナーホームページを見る」をご参照ください。
【セミナーの内容】
■講座のポイント
プロジェクトリーダーに必要な資質として、リーダーシップ・コミュニケーション能力・交渉力・問題発見能力・問題解決能力・チームマネジメント等、枚挙に暇がありません。
リーダーとしてのスキル不足、資質不足を自ら認めつつ、現場で学びながらプロジェクトリーダーを務めているケースが多いというのが新薬開発プロジェクトの現状です。
多くの問題に直面・解決するには数々の経験を経る必要があり時間も要します。
年間365億円の売り上げ予測の新薬候補品の発売がたった1日遅れるだけで特許独占期間が1日短縮され、その結果、約1億円(市場におけるジェネリック占有率8割)近い損失に繋がります。
医薬品開発にとっていかに早期開発・早期発売を成し遂げるかが重要であり、そこにプロジェクトリーダーの手腕が期待されているといえます。
私の場合、社内でのプロジェクトリーダー専門部署立ち上げ時からプロジェクトリーダー業務確立まで、18年間ものプロジェクトリーダーとしての経験から得たものを、そして更に、動物薬担当部署・ライセンス部・臨床開発部・研究推進部、といった複数部署での自らの経験を踏まえた合意形成といったノウハウを、次世代のプロジェクトリーダーたちに使命感をもって伝えていきたいと考えています。
■受講後、習得できること
・短期間で熟練級プロジェクトリーダーとなることを目的としており、直ぐに実業務に活かすことが可能
・リスク管理も含めた俯瞰的なプロジェクトマネジメントが可能
・グローバル開発の極意が明らかとなる
■講演中のキーワード
・PJマネジメントに必要なスキル
・グローバルコミュニケーション
・効果的な意思決定法
・チームマネジメント
・ストレスマネジメント
・共同開発のポイント
■プログラム項目
1. プロジェクトマネジメントとそのマネージャーが持つべきスキル
・プロジェクトマネジメントの必要性
2. 有能なプロジェクトリーダーとは?
・有能なプロジェクトリーダーになるための見本
・良い上司とダメな上司の見極め方
・真のリーダーシップ
3. チームマネジメント
・チーム運営におけるリーダーの重要性
・チームチャーターの作成とコミュニケーション
・共通言語としての” TPP(Targett Product Profile)”の活用
4. 個々の能力の見極め方
・仕事ができる人とは?
・頭の良い凡人
・「薄っぺらの人」か否かの判断基準
・「知的」か否かの判断基準
5. 確実に依頼仕事を実施してもらう方法
6. プロジェクトスケジュールが遅れる要因とリスクマネジメント
・実態に合わない開発計画
・曖昧なタイムラインマネジメント
・コミュニケーション不足
・リスクの特定が曖昧
・合意形成に手間取る
7. 効果的な意思決定
・3つの視点から意思決定
・意思決定を歪めるバイアスの排除
・自由闊達な意見交換
・全体の最適化
・意思決定プロセスを正確に認知
・決定後も更にブラッシュアップ
・新規事業プロジェクトの場合
・共同開発プロジェクトの場合
8. ストレスマネジメント
9. プロジェクトを進めていく上でのコミュニケーションの重要性
・具体例を踏まえた迅速なトラブル(クレーム)処理
10. コミュニケーション能力開発
11. KOLと良好な関係を築くためのコミュニケーション
・KOLは何故必要なのか?
・適切なKOLの選定
・当局への相談
12. 質問力
13. 交渉のテクニック
・自分が決定の代替者となる
・相手にストレスを与えずに説得する
・反対給付の価値向上の具体例
14. グローバル開発の必要性
15. あなたのグローバル感覚は?
16. グローバルビジネスにおける日本人の強みと弱みは?
17. グローバルチームの運営
・日本人は何故、グローバル環境で苦戦を強いられるのか?
・日本人の勘違い
18. 洞察力を養う
19. 仕事の効率化
20. 人材育成の留意点
・企業の目的と人材育成との関係性
・創薬における効率の考え方
・MECEの概念
21. 医薬品の市場予測
・既存領域と新規領域の違い
・薬価算定の方法
・アンメットメディカルニーズ
22. まとめ
23. 質疑応答(終了後、個別相談も大歓迎です。)