株式会社 島津製作所

第40 回日本DDS 学会学術集会 ランチョンセミナーおよび企業展示(島津製作所)

2024/07/02

開催日 2024年7月11日(木)
開催地 茨城県

COVID-19 mRNAワクチンの世界的成功を受け、ナノ医薬品の研究開発が盛んに進められています。
島津製作所は第40 回日本DDS 学会学術集会にてランチョンセミナーおよび企業展示を実施し、
リポソームや脂質ナノ粒子製剤の研究開発に役立つ、最新の分析ソリューションをご紹介します。

第40 回日本DDS 学会学術集会(2024年7月9日(水)~ 月11日(木)、つくば国際会議場)

〇ランチョンセミナー
◆日時 :2024年7月11日(木) 12:30 ~ 13:30
◆場所 :つくば国際会議場 B会場(中ホール)

◆定員 :100名(先着順に受付)
◆セッション:ランチョンセミナー9 
◆講演者:国立医薬品食品衛生研究所 医療機器部  部長 山本栄一
◆演題:「フィールドフローフラクショネーションを用いるナノ医薬品の物性プロファイリング」
◆抄録:
COVID-19 mRNAワクチンの世界的成功を受け、ナノ医薬品の研究開発が盛んに進められている。リポソームや脂質ナノ粒子製剤の研究開発において、粒子径および粒子径分布が重要な品質特性とされている。また、ナノ粒子に薬物を搭載したり、表面を化学修飾することで、薬物や他の構成成分の含量や存在状態に応じて、粒子の密度や表面特性等が変化し、その結果、粒子毎の特性が決定される。しかしながら、“粒子”に着目した物理的化学的特性の評価は、主に平均粒子径と粒度分布の評価にとどまっており、高性能・高品質なナノ医薬品の効率的な研究開発やその品質評価に課題を残している。ナノ医薬品は複数の成分から構成されている。よって、粒子の密度は製剤処方や製造条件によって、あるいは粒子毎に異なり、投与後の生体内分布に影響する特性であると考えられる。
そこで、本発表では、注射用ナノ粒子の粒子径と密度に着目し、自製及び臨床使用されているリポソームや脂質ナノ粒子をモデルにした非対称フィールドフローフラクショネーション(AF4)や遠心フィールドフローフラクショネーション(CF3)による評価事例を紹介するとともに、今後の展望や期待についても述べたい。


〇企業展示
◆日時 :2024年7月9日(水)~ 月11日(木)
◆場所 :つくば国際会議場
◆内容:当社のリポソームや脂質ナノ粒子製剤などの分析に寄与する分析計測機器を紹介します


皆様のご来場、お待ちしております。


 

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