9月17日(金)
【オンラインセミナー】日本薬剤学会 物性FGセミナー2021
医薬品原薬・製剤の表面・界面分析
●主催者より
表面・界面の物性は医薬品製剤の機能や製造性に大きく影響を及ぼす。近年、表面・界面の構造や状態を精密に評価できる様々な分析法が開発され、処方設計や品質管理などの創薬研究・開発に応用できるようになってきた。粉体物性の評価としては、従来から汎用されているガス・水蒸気吸着測定に加えて、逆相ガスクロマトグラフィー(IGC)が近年注目を集めている。さらに、飛行時間型二次イオン質量分析法(TOF―SIMS)、X線光電分光法(XPS)やラマン分光法を用いることで、表面・界面のイメージングも検討できる。また、水溶液に分散中のコロイド粒子、核酸、抗体の構造や状態もゼータ電位、NMRや原子間力顕微鏡法(AFM)などで評価可能である。本会は表面・界面分析の初心者から中級者を対象に「わかりやすい」をコンセプトとしている。表面・界面分析に従事されている産学の研究者からご講演頂き、表面・界面研究について基礎から学ぶ。
●開催概要
日時:2021年9月17日(金)10:30~17:00
ZOOMによるオンラインセミナー
一般参加費:セミナー(5000円)
学生参加費:セミナー(無料)
支払:下記への銀行振り込み。
きらぼし銀行(金融機関コード:0137)、秋津支店(店番号:055)、普通口座:5028048
口座名:公益社団法人日本薬剤学会物性フォーカスブループ 会計 深水啓朗
シヤ)ニホンヤクザイガツカイ ブツセイフオーカスグループ
(領収書の必要な方は、登録連絡をして頂く際にその旨をご記載下さい)
●参加申込方法
参加を希望される方は、①お名前、②ご所属、について明記し、2021年8月16日(月)までに、E-mail(apstj.fg.pp@hoshi.ac.jp)にてご連絡ください。
●お問い合わせ・申込み先
事務局:日本薬剤学会 物性FG事務局 担当 古石 誉之まで
〒:142-8501 東京都品川区荏原2-4-41 星薬科大学薬品物理化学教室内
電話/FAX:03-5498-5159、E-mail: apstj.fg.pp@hoshi.ac.jp
URL:http://bussei-fg.com/
●プログラム
10:30-10:35 はじめに
深水 啓朗(明治薬科大学)
10:35-11:10 TOF-SIMSおよびXPSによる表面・界面分析とイメージング
眞田 則明(アルバック・ファイ)
11:10-12:00 パルスNMR及びゼータ電位による水溶液中粒子の界面状態評価
武田 真一(武田コロイドテクノ・コンサルティング)
13:00-13:40 顕微ラマン分光法およびチップ増強ラマン顕微分光法を用いたケミカルイメージング
若林 慧(堀場製作所)
13:40-14:30 DNAオリガミ分子デバイスのAFM観察による生体関連分子の単分子検出
葛谷 明紀(関西大学)
14:45-15:35 吸着現象に関連した医薬品粉体表面の評価―ガス・水蒸気吸着、IGCを例として―
米持 悦生(星薬科大学)
15:35-16:15 IGCによるvoid forming indexの評価
丸山 直(第一三共)
16:15-16:55 各種NMR測定法を用いたナノ結晶及びナノ共結晶の界面構造解析
小島 太郎(武田薬品工業)
16:55-17:00 おわりに
高田 則幸(中外製薬)
※講演スケジュールは変更される場合がございます。