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[書籍紹介]
基礎 × 実践
QbDに基づく医薬品開発

ガイドラインを読んだだけではわからない!「現場で生まれるさまざまな疑問」にQ&A形式で答えます!9784840753081.jpg

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 2006年発行のICH Q8で推奨されたQbDアプローチには、リスクマネジメントを基本とした計量化学的な手法など、新たな技術が採用されていますが、それら技術の有用性は理解できても、実際の製剤開発の中でQbDアプローチをどのように進めたらよいのか、その実践については多くの課題や疑問が残されています。こうした背景のもと、QbDの理解と普及、またQbDアプローチに含まれる課題や疑問を検討するために、2015年4月に(公)日本薬剤学会の中に製剤処方・プロセスの最適化検討フォーカスグループ(FG)が結成され、以来6年間にわたり講演会やアンケート調査、実習講習会などのいろいろな活動をおこなってきました。

 本書は、QbDアプローチの実践に際して、現場の研究者たちのさまざまな疑問に答えるべく、FGがこれまでおこなってきた取り組み、そしてQbDに対する考え方をまとめたものです。ガイドラインの要件やリスクアセスメント、実験計画法などの基礎知識に加え、「現場で生まれるさまざまな疑問」にもQ&A形式で答える実践書です。
 

編著:公益社団法人日本薬剤学会 製剤処方・プロセスの最適化検討FG/編著
定価(本体8,800円+税)/B5判/332頁/2020年8月刊

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●目 次

第1章 製剤開発・処方設計はいかに進歩してきたか
〜経験と勘の製剤開発から科学とリスクに基づいた開発へ〜

 1-1 製剤開発・処方設計の進歩

第2章 QbDを支える品質リスクマネジメントの基礎
 2-1 品質リスクマネジメントの基礎
 2-2 品質リスクマネジメントに関するQ&A
  質問1 リスクアセスメント(リスクマネジメント)はなぜ必要なのですか?
  質問2 リスクアセスメントの手順や流れについて教えてください。
  質問3 リスクアセスメントを行うにはどのようなツールがありますか?
  質問4 リスクアセスメントを実施するタイミングはいつですか?
    (開発ステージや処方決定のタイミングについて)
  質問5 リスクアセスメントを実施する際のメンバー構成について教えてください。
  質問6 リスクアセスメントの記録方法について教えてください。
  質問7 リスクアセスメントの結果はどのように申請資料に反映させれば
     よいのでしょうか?
  質問8 初期リスクアセスメント後,回顧的リスクアセスメントは
     どのようなタイミングで実施すべきでしょうか?
  質問9 すでに上市した製品と開発途中の製品は,
     リスクアセスメントの方法が異なるのでしょうか?
  質問10 スコアリングを客観的かつ定量的に実施するためにはどうしたらよいでしょうか?
      また,リスクを再評価する際,スコアを下げるときの基準を教えてください。
  質問11 Informal(ICH Q9 でないもの)なリスクアセスメントとはどのようなものですか?
       Formal(ICH Q9)なリスクアセスメントとの違いを教えてください。
  質問12 目標製品品質プロファイル(QTPP)や重要品質特性(CQA)などはいつ,
      どのように決めればよいでしょうか?
  質問13 リスクアセスメントの再評価(見直し)についてどう考えるべきでしょうか?
  質問14 検討を進めているうちに初期リスク評価と異なるリスクが見つかった場合,
       申請時にはどのような対応を考えればよいのでしょうか?
  質問15 製剤開発の一部分のみQbD アプローチを行い,リスクアセスメントを実施,
       申請につなげることは可能でしょうか?
  質問16 用量が複数ある製剤では,すべての用量でリスクアセスメントを
       実施したほうがよいのでしょうか?
  質問17 有効性・安全性には該当しない外観などのコスメティックな部分も,
       QTPP の設定において考慮したほうがよいのでしょうか?
  質問18 リスクアセスメントの結果は承認後の変更管理とどのように
       紐づければよいのでしょうか?
  質問19 固形剤以外の剤形でリスクアセスメントを例示ください。
 2-3 品質リスクマネジメントに基づく管理戦略に関するQ&A
  質問1 ガイドラインにおける管理戦略とは何ですか?
  質問2 管理戦略は何のために必要ですか?
  質問3 QbD アプローチに基づいた管理戦略とは何ですか?
  質問4 管理戦略の構築に必要なデータとは何ですか?
 2-4 製造現場におけるリスクマネジメントの事例

第3章 QbDを支える統計学的手法〜実験計画法(DoE)の基本〜
 3-1 なぜ実験計画法(DoE)が必要か
 3-2 QbD における実験計画法(DoE)の基礎
 3-3 デザインスペース(DS)と実験計画法(DoE)
 3-4 実験計画法(DoE)に関するQ&A
  質問1 実験計画を作成する際の留意点は何ですか?
  質問2 実験結果を解析する際の留意点は何ですか?

第4章 QbD とライフサイクルマネジメント
 4-1 医薬品のライフサイクルマネジメントとは
 4-2 QbD アプローチに基づく技術移転
 4-3 継続的な改善(Ongoing Process Verification/Continued Process Verification)
 4-4 QbD を支えるQuality Culture
 4-5 変数間の関係–相関関係から因果関係・回帰関係へ–
 4-6 QbD とライフサイクルマネジメントに関するQ&A
  質問1 設定された管理戦略で品質管理ができていることをいつ判断しますか?
  質問2 既存の管理戦略にない管理すべき要因が出てきたときの対応はどうすべきですか?
  質問3 商業生産時の管理戦略を運用するのは,どの部門になりますか?
     また,管理戦略の妥当性の確認や定期的な見直しの時期はどれくらいですか?

第5章 規制当局から見たQuality by Design(QbD)
 5-1 規制当局から見たQuality by Design(QbD)
 5-2 QbD に基づく医薬品開発に関する照会事項の例

第6章 QbD に関するアンケート調査結果
 6-1 QbD に関するアンケート調査結果の解説

第7章 QbD に基づくオプチミズOD錠の製剤設計
 7-1 オプチミズOD錠開発の流れ
 7-2 QdD に基づくオプチミズOD錠の製剤設計に関するQ&A
  質問1 オプチミズOD 錠の開発の流れについて教えてください。
  質問2 オプチミズOD 錠の開発において使用したリスクアセスメントツールや,記録方法について教えてください。
  質問3 オプチミズOD 錠開発の結果はどのようにCTD,承認申請書(製造方法欄)へ反映されるのでしょうか?
  質問4 スクリーニング実験の大まかな実験の流れを教えてください。
  質問5 L8 直交表を使った実験計画(表7-14)の作成方法を教えてください。
  質問6 直交表を用いて実験計画を作成するときの留意点を教えてください。
  質問7 スクリーニング実験のデータ取得・解析を行う際の留意点を教えてください。
  質問8 最適化実験の大まかな実験の流れを教えてください。
  質問9 最適化実験の実験計画を作成するときの留意点を教えてください。
  質問10 最適化実験のデータ取得・解析を行う際の留意点を教えてください。

付録 事例研究:口腔内崩壊錠の製剤化検討におけるデータ解析
 付録-1 概略
 付録-2 データ解析I スクリーニング実験(直交実験による影響因子の特定)
 付録-3 データ解析Ⅱ 最適化実験(重回帰分析による回帰式の作成)
 付録-4 データ解析Ⅲ 最適化実験(統計解析ソフトを用いたデータ解析)
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参考資料
 製剤開発に関するガイドラインの改訂について
 品質リスクマネジメントに関するガイドライン
 医薬品品質システムに関するガイドラインについて
 QbD に基づく製剤開発に関するモック

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