池上通信機株式会社

ジェネリック医薬品の安定供給を目指す沢井製薬株式会社様より三田工場向け錠剤検査装置TIE-10000を受注

登録日:2022/12/13

 池上通信機株式会社は、沢井製薬株式会社(以下、沢井製薬)様より、最新の錠剤検査装置「TIE-10000」を受注しました。 兵庫県の三田工場へ2022年12月に納入予定です。  沢井製薬様は、ジェネリック医薬品のリーディングカンパニーとして高品質なジェネリック医薬品の安定供給により、患者さんの期待に応えることを最も重要な責務とされています。医薬品の供給不足が深刻化しその対応が急務となっている現在、生産能力を増強し、サワイグループ様全体で年間200億錠以上の生産体制の確立を目指されています。2021年11月に東日本第2物流センター、2022年2月に西日本第2物流センターを続けて開設されるなど、段階的な生産能力の増強に加え、ロジスティクス能力も強化され、ジェネリック医薬品の供給能力の向上に取り組まれています。

 このたびご採用いただいた「TIE-10000」は、最大70万錠/時の高速処理により生産能力増強に大きく寄与し、また、搬送速度可変式ベルト搬送により、姿勢が安定しにくい錠剤や砕けやすく少量の水でも服用できる口腔内崩壊錠のような検査の難易度が高い錠剤にも対応し、処理能力の幅を広げています。操作用タッチパネルを大型化することにより、複数の情報を一括表示するユーザーインターフェースも好評です。新たに搭載されたパネルの画面上で清掃時の部品交換作業などを動画で確認できる「動画サポート機能」も、交代制で運用を行っている製造現場において作業手順の習得が容易になると期待されています。

 池上通信機の錠剤検査装置は、沢井製薬様の各工場で25年以上にわたり医薬品錠剤の品質管理の向上と検査工程の省力化に寄与してまいりました。このたびの「TIE-10000」の導入は、生産現場のご期待に応えるスペックや操作性などのハード面と、これまで運用を支えてきた手厚いサポート体制などのソフト面を合わせてご評価いただけたものと考えています。

 池上通信機は、これからも製薬業界に携わる皆様のご要望にお応えする装置の開発と長期間にわたり安心してご使用いただける保守・サポートを提供し続け、医薬品のさらなる生産の効率化と安定稼働および品質向上に寄与することを通し、社会の安心と健康促進に貢献してまいります。

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