池上通信機株式会社

沢井製薬株式会社様より、第二九州工場向けインクジェット錠剤印刷装置TIE-9000Pを2台受注

登録日:2022/12/13

   池上通信機株式会社は、沢井製薬株式会社(以下、沢井製薬)様より第二九州工場 新固形剤棟に設置するインクジェット錠剤印刷装置「TIE-9000P」を2台受注しました。2023年8月、10月に納入予定です。

   沢井製薬様は、ジェネリック医薬品の安定供給強化の一環として、第二九州工場(福岡県)に新固形剤棟を計画され、2022年9月に着工しました。2023年12月竣工予定です。 インクジェット錠剤印刷装置「TIE-9000P」は、高精細に文字や図形などを錠剤に多色印刷可能で、患者様の薬の飲み間違いや薬局での調剤ミスを防ぎます。すでに沢井製薬様には、第二九州工場、九州工場でご採用いただいており、新たに2台導入いただくことによって合計4台が稼働することになります。

   選定にあたっては、現在稼働中の「TIE-9000P」が非接触のインクジェット印刷により錠剤にダメージを与えず印刷が可能なこと、視認性に優れた高精細印刷が行えること、業界最高峰の最大50万錠/時の高い処理能力といった基本性能を有していることを高くご評価いただきました。また、錠剤に応じて染料、顔料を共用できるインクジェットヘッドの採用によりヘッド交換の手間が省けるといった運用性の向上にも大きな期待をいただいています。

  「TIE-9000P」は、沢井製薬様が生産される錠剤の付加価値向上と服用する患者様への安心・安全の一端を担ってきました。新たに新固形剤棟へ導入いただくことよって、沢井製薬様が目指される錠剤の増産・安定供給の強化に貢献できると考えています。

  池上通信機は、医薬品錠剤の安定供給・品質向上に寄与する装置の開発と安心してご使用いただける保守・サポートの提供を通じて、社会の安心と健康促進に貢献してまいります。

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