Eshmuno® CP‑FT樹脂

凝集体をフロースルーモードで除去するために開発された陽イオン交換樹脂

2020/04/01

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治療用モノクローナル抗体(mAb)において凝集体が存在した場合、免疫原性反応の増加や効果の低下により、患者の方々にとって大きなリスクとなります。凝集体は他のmAbの不純物とは異なり、プロテインAクロマトグラフィーでは効率よく除去することができません。タンパク質の凝集体はモノマーと等電位点や疎水特性が非常に類似しているため、モノマーとの分離が特に課題となります。

Eshmuno® CP‑FT陽イオン交換(CEX)樹脂は特にフロースルーのクロマトグラフィー操作モードでmAb凝集体を効率よく除去するために開発されており、従来の結合/溶出CEXクロマトグラフィーに比べてローディング容量が一桁上回ります。Eshmuno® CP‑FT樹脂を使用すれば製造の柔軟性とプロセス強化がいっそう向上するとともに、mAbのダウンストリーム精製における総コストが削減できます。

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