本品はMonocyte Activation Test(MAT法)により発熱性物質(Pyrogen)を検出するためのキットです。
発熱性物質は、動物の体内で体温上昇を引き起こす物質の総称であり、非経口医薬品や血液に触れる医療機器は、発熱性物質に汚染されていないことが求められます。発熱性物質を広く検出する試験として最も早く実用化された方法が、ウサギの静脈内に被験試料を投与し、体温変化を観察することで発熱性物質の有無を判定するウサギ発熱性物質試験です。しかしウサギ発熱性物質試験は、再現性や精度、コストなどの問題があり、代替法としてLimulus Amebocyte Lysate 試薬(LAL試薬)が広く使われるようになりました。ただ、LAL試薬は非エンドトキシン発熱性物質を検出できないことから、必要に応じてウサギ発熱性物質試験も使用されています。
MAT法は、ウサギ発熱性物質試験の代替法として開発されたIn vitro 発熱性物質試験であり、エンドトキシンのみでなく、非エンドトキシン発熱性物質も検出することができます。
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