マイクロトラック・ベル株式会社

【無料ウェブセミナー】基礎からわかるガス吸着評価/ガス・蒸気吸着等温線測定による BET比表面積・細孔分布・表面特性・吸着量・吸着速度評価まで【全4日間】第3日目

2024/03/22

開催日 2024年5月10日(金)
開催地 Web

各種材料には、その表面に大小さまざまな細孔を持つ多孔性材料と、フィラー(充填材)に代表される細孔を持たない無孔性材料が存在します。特に多孔性材料は、吸着触媒ガス分離・貯蔵などの機能をもち、環境エネルギー医薬品航空宇宙産業などさまざまな産業分野で利用されています。
 
PCP(多孔性配位高分子)やMOF(金属有機構造体)など、新しい材料の開発に際して必要となるのが、キャラクタリゼーション(物性評価)です。とりわけ、ガス吸着法による比表面積細孔分布表面特性吸着量吸着速度の評価が重要な役割を果たします。
                                                                                                                                 
本ウェブセミナーは、初級者を対象として、多孔性材料・無孔性材料の吸着測定の必要性吸着測定の概要吸着測定に基づく解析手法等、基礎知識の習得を目的とします。その際、JIS(z-8830, 8831-2, 8831-3)やISO(9277, 15901-2, 15901-3)等、吸着測定関連の規格で使われている用語の説明も交えて丁寧に説明いたします。
 
セミナー聴講後のアンケートに回答頂くことで、各講義の発表資料がダウンロード頂けます。
皆様の参加をお待ちしております。
 
対象者(初級者向け)
・大学の研究室へ新たに配属された学生・大学院生
・企業の研究部門・品質管理・生産管理等の部署へ新たに配属された若手研究者・技術者
・多孔性材料・無孔性材料の吸着現象や評価手法を学び直したい研究者・技術者

スケジュール
3日目
2024510日(金)13:30-16:00

13:20~13:30
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13:30~13:35
開催挨拶・諸注意

13:35~14:45
5
講演タイトル:窒素/アルゴン極低圧吸着等温線測定と吸着ポテンシャル理論によるミクロ孔評価・NLDFTGCMC法およびモレキュラープローブ法による細孔構造評価
講師:吉田 将之 マイクロトラック・ベル(株)営業推進課
講義時間:70
講演概要:
・BELSORP MAX X/ MAX G 測定の流れ:極低圧から吸着等温線測定する際に注意すべき点
・リークチェックについて
・ミクロ孔評価(吸着ポテンシャル理論:SF/ HK/ CY法)
・新規細孔径分布評価理論:NLDFT/ GCMC法
・モレキュラープローブ法
・質疑応答

15:45~14:55
10分休憩

14:55~15:45
6
講演タイトル:各種ガス・蒸気吸着速度評価
講師:吉田 将之 マイクロトラック・ベル(株)営業推進課
講義時間:50
講演概要:
・吸着速度評価とは?
・拡散係数と物質移動係数?
・吸着速度測定・線形推進力(LDF)近似を用いた吸着速度評価
・活性炭を用いた吸着速度評価(CH4, N2, CO2
・質疑応答

15:45~16:00
第3日目の全体を通じた質疑応答
 

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