株式会社情報機構

外観検査を自動化するシステムの構築・運用のポイント

2026/02/06

開催日 2026年4月17日(金)
開催地 Web

<人手不足、検査精度、コストなどの諸問題にアプローチする!>
外観検査を自動化するシステムの構築・運用のポイント
~照明、カメラ、画像認識等の技術知識/自動化システム導入の勘所/システムの評価/目視検査との役割分担など~

講師:新潟国際情報大学 阿部淑人 氏


<日時>
2026年4月17日(金)13:00-17:00

<形式>
Zoomを用いたオンラインセミナー


*受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。

■講座のポイント
【現場主導の製造DX】実効性のある外観検査自動化への実践ガイド
~「詐欺DX」を排し、人的資本経営と現場のウェルビーイングを両立させる~

現在、多くの製造現場が人手不足やコスト増、検査精度のばらつきという深刻な課題に直面しています。しかし、その解決策として「AI」や「デジタル化」という言葉を掲げながら、実態を伴わない「偽装工作としてのDX」に陥り、結果として現場の労働強化や不信感を招いている事例も少なくありません。本講座は、そのような「手段の目的化」という罠を打破し、現場のエキスパートが主導権を握って自動化を成功させるための「戦略的ロードマップ」を提示します。

■受講後、習得できること
・外観検査自動化の必要性と自社課題の整理:自動化がもたらすメリットやコスト構造の変化を理解し、自社の品質管理体系における位置づけを明確にできます。
・要求仕様の策定とドメイン知識の言語化:熟練検査員の暗黙知を形式知化し、ベンダーに正しく伝えるための「要求仕様」の作成ノウハウを習得できます。
・プロジェクト推進の全体像と初期ステップ:業務の棚卸し、検査基準の標準化、評価尺度の定義など、失敗しないための具体的な導入手順を理解できます。
・ベンダーとの円滑な協働と役割分担:周辺技術(照明、カメラ、AI等)の基礎知識を学び、ベンダーに丸投げしない対等なパートナーシップを築く力を養えます。
・運用・評価と継続的な改善体制(CI/CD)の構築:導入後のシステムを適切に評価し、現場主導で改善サイクルを回し続けるための実務的な視点が身につきます。

■受講対象
・外観検査の自動化を検討中の方:導入を検討しているが、何から着手すべきか、どのようにベンダーと連携すべきか迷っている担当者
・製造現場の品質管理・生産技術担当者:現在の検査精度やコストに課題を感じており、現場主導の自動化による解決を目指している方
・製造DXを推進するミッションをお持ちの方:単なるIT化に留まらず、検査工程を核としたデータ駆動型の製造変革を実現したい方
・目視検査の負荷軽減と人材活用を考えるマネージャー:労働強化の罠を回避し、従業員のウェルビーイング向上や人的資本経営への転換を模索している経営層

■講演プログラム
本講演では、単なる技術導入に留まらない、「現場主導」で成功を掴み取るための実践的なプロセスを以下の構成で詳解します。

1.なぜ今、外観検査の自動化が必要なのか(現状認識と目的の明確化)

 1-1.外観検査自動化の背景、変動費から固定費へのコスト構造変化という本質的理解
 1-2.「不良品を見つける」から「良品率を向上させる」意思決定プロセスへの進化
 1-3.製造DXの核としての検査自動化:データ駆動型経営への接続

2.自動化プロジェクトを始める前の準備(「丸投げ」を防ぐ知的武装)
 2-1.品質管理・品質保証の再定義と、検査の客観性・再現性の確保
 2-2.暗黙知を形式知化するSOP(標準作業手順書)の制定:業務と道具の標準化
 2-3.品質マネジメントシステム(QMS)を基盤とした継続的改善の仕組みづくり

3.システム要件の整理とシステム構築プロセス(成功を導く設計図)
 3-1.評価尺度の定量化:品質協定による過検出と検出漏の許容限界設定
 3-2.MVP(最小実動版)とプロトタイピングを活用した、スクラム型での試行錯誤
 3-3.クライアントのドメイン知識とベンダーのテック知識を融合させる開発体制

4.検査システムを構成する主要技術の概要(ベンダーとの対等な対話のために)
 4-1.人間の視覚特性と光学現象の理解:カメラと目の決定的な違い
 4-2.照明こそが検査の成否を分ける:対象物に合わせたライティング技術
 4-3.画像認識とAI(深層学習)の使い所:ルールベースとAIのハイブリッド戦略
 4-4.マテリアルハンドリングの重要性:撮像の安定性を左右する搬送技術

5.導入後の運用、評価、そしてその先へ(持続可能な未来の共創)
 5-1.目視検査と自動化の最適な役割分担:二段階検査によるリスクヘッジ
 5-2.継続的改善と逐次運用の定着:運用の主体性を現場へ移管しレガシー化を防ぐ
 5-3.自動化プロジェクトの破綻条件の回避:労働強化の罠を脱し、人的資本経営へ
 5-4.ウェルビーイングの総量を上げる自動化:余剰時間を「挑戦と学習」に再投資する

企業情報

株式会社情報機構

  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

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