| 開催日 | 2026年4月10日(金) |
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| 開催地 | Web |
脂質をベースとしたナノDDS(リポソーム、脂質ナノ粒子)の設計と評価方法
講師:金沢大学 中村孝司 氏
<日時>
2026年4月10日(金)13:00-16:30
<形式>
Zoomを用いたオンラインセミナー
*受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。
■講座のポイント
核酸や遺伝子などの高分子医薬品開発において、ナノ粒子を利用したdrug delivery systemは基盤技術となっている。特に、脂質ナノ粒子(lipid nanoparticle:LNP)は2018年に承認された世界初のsiRNA医薬品オンパットロや、2020年に承認された新型コロナウイルス感染症に対するmRNAワクチンに使用されており、核酸送達における重要なナノDDS技術である。本講座では、リポソームやLNPといった脂質ベースのナノDDSの基礎的知識、設計時の考え方、調製方法を解説し、実験室レベルの評価方法やリフレクションペーパーやガイドラインに沿った評価方法を紹介する。我々の研究成果を実例として紹介しながら進める予定である。ナノDDS技術を身近なものに感じて頂き、ナノDDS技術を用いた新たなサイエンスの創出や医薬品開発に繋がれば幸いである。
■受講後、習得できること
・リポソームやLNPの基礎的知識
・リポソームやLNPの設計理論
・リポソームやLNPの調製方法
・リポソームやLNPの評価方法
■受講対象
・ナノDDS技術に触れたことのない、または学び始めた初心者
・LNP技術を使いたいアカデミア研究者や企業研究者
■講演プログラム
1.脂質をベースにしたナノDDSの基礎
1-1.薬物送達学概論 DDSとは何か?
1-2.医薬品開発からみたナノDDS技術の重要性
1-3.リポソームと脂質ナノ粒子(LNP)の違い
1-4.リポソームの基礎
1-5.脂質ナノ粒子(LNP)の基礎
2.リポソームと脂質ナノ粒子(LNP)の設計理論
2-1.体内動態制御と細胞内動態制御の重要性
2-2.脂質分子の構造と脂質膜の流動性
2-3.pH応答性脂質
2-4.細胞内動態制御技術
2-5.体内動態制御技術
3.リポソームと脂質ナノ粒子(LNP)の調製方法
3-1.リポソームの調製方法と物質封入方法
3-2.LNPの調製方法:アルコール希釈法
3-3.LNPの大量調製
4.リポソームと脂質ナノ粒子(LNP)の評価方法
4-1.ガイドライン・リフレクションペーパーを踏まえて
4-2.粒子径・粒度分布・ゼータ電位測定
4-3.薬剤の封入率測定
4-4.脂質量測定
4-5.安定性評価
4-6.細胞内動態評価
4-7.体内動態評価
5.実例紹介

