株式会社情報機構

バイオものづくり・製造プロセスのための代謝物解析入門

2025/11/11

開催日 2025年12月11日(木)
開催地 Web

★メタボローム・リピドーム・代謝フラックス解析の基礎から解析事例までを一挙に学べる、バイオものづくり・製造プロセス向けの実務者向けセミナー

バイオものづくり・製造プロセスのための代謝物解析入門
~メタボローム・リピドーム・代謝フラックス解析の基礎と解析事例~


<講師>
大阪大学 大学院情報科学研究科 准教授 岡橋 伸幸 氏

<日時>
2025年12月11日(木) 13:00-17:00

<形態>
Zoomオンラインセミナー:見逃し視聴あり

<受講料>
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円

【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円

*受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。

<セミナーポイント>
■講座のポイント 

生命現象を支える代謝を可視化するための解析手法は、バイオプロダクション、食品、医療など多様な分野で重要性を増しています。中でもメタボロミクス、リピドミクス、代謝フラックス解析は、代謝物や代謝経路の実態を明らかにする強力な手法ですが、他のオミクス研究とは異なる特有の注意点や課題があります。そこで本セミナーでは、これらの解析技術の現状や最新動向、実験デザインの工夫、データ解釈の要点、具体的な解析事例や応用展開までを幅広く解説し、研究や開発に役立つ視点を提供します。

■受講後、習得できること 
・メタボローム(リピドーム)解析と代謝フラックス解析の基礎概念と違いを理解し、自身の研究や開発課題に適切な手法を選択できる。
・実験デザインの立て方や注意点を学び、再現性と信頼性の高いデータ取得ができる。
・データ解析と解釈の基本的な流れを把握し、得られた結果を正しく理解・活用できる。
・応用事例や技術動向を知り、自分の研究や産業応用に展開するための具体的なヒントを得られる。

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
新生児マススクリーニング、薬物乱用確認試験、種々の環境検査、食品や医薬品の品質検査など

■講演中のキーワード
メタボロミクス
リピドミクス
フラックス解析
13Cトレーシング
クロマトグラフィー
質量分析


<講演プログラム>
1.はじめに
 1)メタボローム解析
 2)リピドーム解析
 3)代謝フラックス解析
 4)他のオミクス解析との比較

2.メタボローム解析・リピドーム解析
 1)サンプル前処理法
  a)回収法
  b)抽出法
 2)装置の種類
  a)クロマトグラフィーの種類
  b)質量分析装置の種類
  c)計測対象分子に適した装置の選択
 3)分析モードの種類
  a)ターゲット解析
  b)ノンターゲット解析
 4)データ解析
  a)多変量解析
  b)パスウェイマッピング
  c)ΔΔG解析
 5)腸内細菌、食品微生物の解析事例

3.代謝フラックス解析
 1)実験系のデザイン
  a)微生物
  b)培養細胞
 2)物質収支の決定
  a)培地成分の分析方法
  b)比速度計算方法
 3)13Cトレーシング実験
  a)同位体トレーサーの選択
  b)同位体比の計測方法
  c)天然同位体の影響の除去方法
 4)データ解析
  a)ソフトウェア
  b)代謝モデル
  c)フラックス計算方法
 5)物質生産微生物、動物培養細胞の解析事例

4.まとめと展望

企業情報

株式会社情報機構

  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

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