開催日 | 2025年11月6日(木) |
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開催地 | Web |
☆さまざまなモノがつながるようになった昨今、より一層のシステムの複雑化に伴い、
事故原因の特定やリスク分析は、益々難易度が高くなっています。
☆本講座では、「STAMP/STPA」のメリットや有効性といった要素を含めて、
理解度向上のための演習と共に、ポイントをやさしくご説明いたします!
【テーマ名】
システム理論に基づく安全性解析手法‘STAMP/STPA’の基礎解説と実践演習
~従来のハザード分析(FTA/FMEA等)の考え方との比較を含めて、具体的な活用手順をイメージする!~
【講師】
BIPROGY株式会社
総合技術研究所 数理エンジニアリング室
沖汐 大志 氏
【経歴】
日本ユニシス株式会社 (現:BIPROGY 株式会社) 入社後、CAD/CAM システムの開発・適用支援業務、社内の品質保証プロセスおよび関連文書の改善・保守業務などを経て、2020年より総合技術研究所にて STAMP/STPA を利用した安全分析、要求獲得の研究に従事。共訳に『システム理論による安全工学』(Nancy G. Leveson 著)。
【専門および得意な分野・研究】
・STAMP/STPA を利用した安全分析、要求獲得の研究
【開催日時(オンライン配信)】
2025年11月6日(木) 13:00-16:30
【受講料】
●見逃し視聴なし:1名45,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき34,100円
●見逃し視聴あり:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
※詳細な内容やお申込み要領等は、下段「セミナーホームページを見る」をご参照ください。
【セミナーの内容】
■講座のポイント
現在は家電、自動車、ウェアラブル機器などさまざまなモノがつながるようになり、利便性が向上しています。しかし、つながることによりシステムの複雑度は増大し、従来のハザード分析手法だけでは事故原因の分析が難しくなっています。このような複雑なシステムの分析には、STAMP/STPAという分析手法が有効でます。
本講座では、STAMP/STPAについて、従来手法との考え方の違い、メリット、分析手法についてご説明し、演習をとおしてご体験いただきます。
■受講後、習得できること
・従来手法とSTAMP/STPAの考え方の違いが分かる
・STAMP/STPAのメリットが分かる
・STAMP/STPAによる分析手法の知識を身につける、体験できる
・STAMP/STPAを適用する上での情報源が分かる
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・STPA HANDBOOK(Nancy Leveson, 2018)
http://psas.scripts.mit.edu/home/get_file2.php?name=STPA_Handbook_Japanese.pdf
・STAMPガイドブック ~システム思考による安全分析~(IPA, 2019)
https://www.ipa.go.jp/digital/stamp/ug65p90000001lxs-att/000072491.pdf
・はじめてのSTAMP/STPA(活用編) ~システム思考で考えるこれからの安全~(IPA, 2018)
https://www.ipa.go.jp/publish/qv6pgp00000011bk-att/000065199.pdf
・はじめてのSTAMP/STPA(実践編) ~システム思考に基づく新しい安全性解析手法~(IPA, 2017)
https://www.ipa.go.jp/publish/qv6pgp00000010x0-att/000059652.pdf
・はじめてのSTAMP/STPA ~システム思考に基づく新しい安全性解析手法~(IPA, 2016)
https://www.ipa.go.jp/digital/stamp/ug65p90000001lxs-att/000055009.pdf
・システム理論による安全工学: 想定外に気づくための思考法STAMP(共立出版,2024)
■講演中のキーワード
・STAMP
・STPA
・安全性
・ハザード分析
・リスク分析
■講演プログラム
1. STAMP/STPAの概要
2. STAMPによる安全性の考え方
3. STPA分析の流れ
4. STPA分析手法の詳細解説
5. STPA分析演習
6. STAMP/STPA関連情報の紹介
7. まとめ
8. 質疑応答