株式会社情報機構

グローバル対応必須!化粧品GMP規制の最前線

2025/08/25

開催日 2025年11月27日(木)
開催地 Web

☆米国FDAから本年10月までに公表予定の‘米国化粧品GMP規則案’について、
 ISO22716との比較を交えて、最新情報やポイントをお届けいたします!
☆また、同規則施行後に想定される‘ビジネス・コンプライアンス’上の留意点も、
 多角的な視点から、可能性や対応事項を検討・共有いたします!

【テーマ名】
グローバル対応必須!化粧品GMP規制の最前線
~米国における化粧品GMP法令化とFDA規則案の解説を中心に~


【講師】
弁護士法人西村あさひ法律事務所 大阪事務所
弁護士・ニューヨーク州弁護士
法学博士
安部 立飛 氏

【学歴】
2011年 京都大学 法学部 卒業
2013年 東京大学 法科大学院 卒業
2021年 カリフォルニア大学バークレー校(LL.M.) 修了
2022年 ロンドン大学クイーンメアリー校(LL.M. in Technology, Media and Telecommunications Law) 修了

【職歴】
2014年~ 西村あさひ法律事務所 東京事務所 勤務
2018年~ 西村あさひ法律事務所 大阪事務所 勤務
現在に至る

【専門および得意な分野・研究】
・国内の薬事・ライフサイエンス関連分野
(医薬品・化粧品・医療機器に係る規制、危険物質(麻薬、大麻等)の取扱い・商業利用、化学物質の輸入、パテントリンケージ等)
・国外(特に米国やEU)の医薬品・化粧品に係る規制
・危機管理(贈賄防止、カルテル、不祥事対応、司法取引)、国際取引等

【所有資格/登録】
・大阪弁護士会(2014年弁護士登録 67期)
・ニューヨーク州(2023年登録)

【主な執筆/著書】
・Market Access & Health Technology Assessment Japan(2025年3月・Pharma Legal Handbook, London, UK 共著)
・ハッチ・ワックスマン法の功罪-米国の製薬業界を蝕むリバースペイメントの脅威-(2023年11月・経済産業調査会)
・米国契約法の基礎と応用~実務に取り組むうえで押さえるべき法概念と解釈論~(2023年~・Business & Law Articles)
・The Pharma Legal Handbook: Japan(2022年8月・Pharma Legal Handbook, London, UK. 共著)
・基礎からわかる薬機法体系(2021年12月・中央経済社 共著)

【開催日時(オンライン配信)】
2025年11月27日(木) 13:00-15:30

【受講料】
●見逃し視聴なし:1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円

●見逃し視聴あり:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

※詳細な内容やお申込み要領等は、下段「セミナーホームページを見る」をご参照ください。

【セミナーの内容】
■講座のポイント
 化粧品GMPと言えば、長らく国際規格である「ISO22716」が事実上の代名詞とされてきました。しかし、近年の米国における化粧品法規制の抜本的改革の一環として、化粧品GMPの法制度化が進行しています。そして、その中核を担う米国食品医薬品局(FDA)は、本年10月までにその規則案を公表する予定です。この規則案では、製造設備、製造管理、品質管理、従業員教育等、多岐にわたる項目が盛り込まれると見込まれます。本講座では、日欧で広く採用されているISO22716との比較を交えつつ、当該規則案の内容をいち早く解説します。さらに、米国化粧品GMPが施行された場合に想定される、米国での化粧品事業展開におけるビジネス・コンプライアンス上の留意点についても示唆を提供します。
※なお、FDA規則案の公表時期が遅延した場合は、本講座の開催時期も変更となる可能性があります。

■受講後、習得できること
・化粧品GMPの歴史と目的
・ISO22716の概要と位置づけ
・米国の化粧品法規制の基礎知識
・米国の化粧品法規制の最新情報(MoCRAの概要)
・米国化粧品GMP規則案の内容
・米国での化粧品事業展開におけるビジネス・コンプライアンス上の留意点

■本テーマ関連法規・ガイドライン
・薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)
・ISO22716
・連邦食品医薬品化粧品法(Federal Food, Drug, and Cosmetic Act: FFDCA)
・化粧品現代化規制法(Modernization of Cosmetics Regulation Act of 2022: MoCRA)

■講演中のキーワード
・薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)
・化粧品現代化規制法(MoCRA)
・FDA
・化粧品GMP
・ISO22716
・米国化粧品規制

■講演プログラム
1 GMPの歴史と目的
 1.1 そもそもGMPとは?
 1.2 多種多様なGMP
 1.3 医薬品の世界におけるGMPのグローバル化
 1.4 化粧品とGMP

2 日欧における化粧品GMPの展開
 2.1 欧州
 2.2 日本

3 米国化粧品法制の基礎知識
 3.1 規制当局・関係機関
 3.2 関係法令
 3.3 化粧品の定義・分類
 3.4 成分規制
 3.5 表示規制
 3.6 化粧品現代化規制法(MoCRA)

4 米国における化粧品GMPの展開
 4.1 医薬品GMP(CGMP)の適用可能性
 4.2 MoCRAによる化粧品製造所における化粧品GMPの法制度化
 4.3 FDA規則案の解説-ISO22716との比較を交えて-
   ・組織、職員
   ・施設、設備、機器
   ・原料、容器
   ・製造プロセスの管理
   ・包装、表示
   ・検査、試験
   ・保管
   ・配送、輸送
   ・記録
   ・クレーム、インシデント対応
  ※上記は予測に基づく項目であり、実際の規則案に基づいて、変更される可能性があります。

5 米国での化粧品事業展開におけるビジネス・コンプライアンス上の留意点
 5.1 化粧品GMP違反によるビジネスリスク(製品差止め・リコール・ブランド毀損)
 5.2 コスト構造・生産拠点選択への影響
 5.3 M&Aにおける法務DD実施時の要求事項
 5.4 FDA査察・書面要求への備え
 5.5 OEM・ODM先の監査体制と契約条項の見直し
 5.6 小規模事業者向けの特例とその活用

6 今後の展望と最新動向フォローのポイント
 6.1 最終規則における変更可能性
 6.2 実務担当者が押さえておくべき情報ソース

7 質疑応答

企業情報

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  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
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