株式会社情報機構

<1日速習>化粧品開発のための相図活用マスター講座

2024/05/28

開催日 2024年8月28日(水)
開催地 Web

☆化粧品開発担当者必見!相図の作成、読み方や活用の基本から化粧品開発への応用まで1日でマスター!
☆元 資生堂で長年化粧品開発に携わってきた講師。事例豊富に丁寧に解説!


<1日速習>化粧品開発のための相図活用マスター講座
~作成手順・見方と使い方の基本から製剤開発への活用事例まで~


<講師>
武庫川女子大学 薬学部 教授 (元 (株)資生堂) 渡辺啓 氏

<日時>
2024年8月28日(水) 10:30-16:30

<形態>
Zoom開催セミナー

<受講料>
1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

 *受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。

<セミナーポイント>
■講座のポイント 

化粧品の代表的構成成分は水および油、そしてそれらをまとめる界面活性剤です。界面活性剤がうまく活用できれば、水相および油相の選択の幅が広がり、機能性や感性価値(感触など)が良好で新規な化粧品が創出できます。界面活性剤が水および油を共存した際にどのような会合状態をとるのかを示した図が水/油/界面活性剤3成分系の相平衡図(相図)です。相図を作成すると目的の特性が得られる組成範囲がわかり、さらには品質リスクの予測にも活用ができます。本講演では相図を作成する際のポイントを述べ、読み方や活用方法、実際の化粧品への活用事例を学んでいただきます。作成に際してつまずきやすい点や解決法をご教示します。

■受講後、習得できること 
・相平衡図を作成するために必要なサンプル調製の手順
・サンプルの評価、会合状態の特定方法
・学術的にきちんとした相平衡図の備えるべき基本要件
・相平衡図を活用した開発の基本的考え方
・代表的な化粧品開発事例

■講演中のキーワード
相平衡図、界面活性剤、液晶、マイクロエマルション、乳化、化粧品

<講演プログラム>
1.化粧品製剤の開発と相図の関係
 1) 皮膚の構造と代表的構成成分
  a)  表皮・真皮・皮下組織の基本機能
  b)  角層細胞・細胞間脂質・皮脂
 2) 化粧品製剤の会合状態と機能性
  a) 液晶とα型結晶
  b) マイクロエマルションとエマルション

2.相図の作成
 1) 作成の手順
  a) 試薬と機器の選定と準備
  b) 混合・分離と会合状態の同定

3.相図の見方と使い方
 1) 相図の定義
 2) どうやって使う?

4.相図の典型例と実際
 1) 可溶化相図
 2)  三角図
 3) フィッシュの図

5.相図を活用した微細乳化技術
 1) 反転乳化法
 2)  転相温度乳化法
 3) 可溶化領域を活用したナノエマルション

6.化粧品製剤開発への活用例 1(洗浄剤)
 1) リキッドメイク落とし
 2)  濡れた手で使用できるオイルメイク落とし
 3) 泡立つメイク落とし
 4) スポンジ相メイク落とし

7.化粧品製剤開発への活用例 2(スキンケア)
 1) ステアロイルメチルタウリンNaによるαゲル乳化
 2)  超高内相W/O乳化
 3) シリコーンベシクル
 4) シリコーンナノディスク乳化

8.まとめ(相図が活躍する条件とは?)

企業情報

株式会社情報機構

  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

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