開催日 | 2024年8月6日(火) |
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開催地 | Web |
☆医薬品パテントリンケージ、新薬関連の特許権存続期間の延長制度など頻繁に動きの見られる中国医薬品特許について、その最新情報を整理して解説
☆実際に対 中国製薬企業で起きた裁判事例も細かなところまでお届け。明日からの実務対応のヒントに!
中国における医薬品特許制度と実務対応
~パテントリンケージ制度/特許権延長制度/対 中国製薬企業の裁判事例~
<講師>
TMI総合法律事務所 弁理士 韓明花 氏
<日時>
2024年8月6日(火) 13:00-15:30
<形態>
Zoom開催セミナー:見逃し視聴あり
<受講料>
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名33,000円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき22,000円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名38,500円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき27,500円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
*受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。
<セミナーポイント>
■講座のポイント
2021年6月より第4回改正の中国専利法が施行され、当該改正法に対応する改正の専利法実施細則と改訂の専利審査指南が2024年1月20日より施行されております。今回の改正では、医薬品関連の特許制度として、医薬品のパテントリンケージ(Patent Linkage)制度と新薬関連の特許権存続期間の延長制度が新たに導入されました。
本セミナーでは、医薬品のパテントリンケージ制度を中心に、新薬関連の特許権存続期間の延長制度を加えて、医薬品特許周りの中国の特許制度と実務対応についてお話させていただきます。
■受講後、習得できること
・中国における医薬品パテントリンケージ制度の理解
・当該制度下での確認訴訟と特許権侵害訴訟との相違点の理解
・中国における特許権紛争の行政裁決制度の理解
・先発医薬品メーカーの対応における留意点
・後発医薬品メーカーの対応における留意点
・中国における新薬関連の特許権存続期間の延長制度の理解
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・中国専利法(2021年6月施行の改正法)、改正の専利法実施細則・改訂の専利審査指南(2024年1月20日施行)
・中国薬事当局、中国特許庁による「医薬品特許紛争の早期解決仕組みの実施弁法(試行)」(公告2021年第89号)
・中国最高裁判所による「承認申請された医薬品に関連する特許権紛争民事事件の審理における法律適用の若干問題に関する規定」(法釈[2021]13号)
・中国特許庁による「医薬品特許紛争の早期解決仕組みの行政裁決弁法」(公告第435号)
■講演中のキーワード
医薬品パテントリンケージ制度
医薬・ヘルスケア
知財争訟
特許
中国
<講演プログラム>
1. はじめに
・第4次改正の中国専利法
2. 中国における医薬品パテントリンケージ制度
2.1医薬品パテントリンケージ制度とは
・米国をはじめとする諸外国の制度
・日本の制度
2.2中国の医薬品パテントリンケージ制度の概要
2.3関連法規制
2.4特許権者(先発医薬品メーカー)側の対応
2.5後発医薬品承認申請者(後発医薬品メーカー)側の対応
2.6紛争解決
・司法ルート:特許法第76条規定の訴訟
・行政ルート:特許法第76条規定の行政裁決
・行政ルート:無効審判
2.7事例
・事例1:中国初の医薬品パテントリンケージ制度下での訴訟事件
(日本製薬大手の中外製薬株式会社 vs 中国製薬大手の温州海鶴薬業会社)
・事例2:中国初の医薬品パテントリンケージ制度下での行政裁決事件
(米国製薬大手のパーデュー・ファーマ(Purdue Pharma)社 vs 中国製薬大手の宜昌人福薬業会社)
・事例3:中国初の特許侵害を巡る重大な行政裁決事件
(独国製薬大手のベーリンガーインゲルハイム(Boehringer Ingelheim)社 vs 中国製薬大手の広東東陽光薬業会社)
・事例4:特許宣言に関する事例
(イブランス錠事件 米国製薬大手のファイザー(Pfizer)社 vs 中国製薬大手の斉魯製薬会社)
・事例5:先発医薬品が係争特許の技術的範囲への属否を争った事例
(日本製薬大手の中外製薬株式会社 vs 中国製薬大手の麗珠医薬グループ傘下の珠海市麗珠単抗生物技术有限公司)
事例の纏め
3. 中国における特許権の存続期間の延長制度
3.1 制度の概要
3.2 特許権の存続期間の延長の要件
3.3 存続期間の計算法
3.4 手続き上の留意事項
4. Q&A