初歩から学ぶ！臨床予測モデル構築の基礎・実践

☆多変量予測モデル構築の基礎理論/リスクスコア構築/実践的な事例紹介等、
　企業・医療の臨床現場で活かせる知識を丁寧に解説いたします。

【テーマ名】
初歩から学ぶ！臨床予測モデル構築の基礎・実践
～統計学的アプローチに始まり、予測モデル開発・妥当性検証(バリデーション)等に至るまで～

【講師】
帝京大学大学院
公衆衛生学研究科 教授
博士
宮田敏 氏

【経歴】
■学歴
1988年4月～1992年3月　一橋大学 経済学部
1992年4月～1994年3月　一橋大学大学院 経済学研究科 修士課程
1994年4月～1998年3月　一橋大学大学院 経済学研究科 後期博士課程
1995年6月～2001年8月　オハイオ州立大学大学院 統計学部

■職歴
2001年9月～2002年3月　文部科学省統計数理研究所 統計計算開発センター 講師
2002年4月～2012年3月　公益財団法人がん研究会 ゲノムセンター情報解析部門 研究員
2012年4月～2020年3月　東北大学大学院医学系研究科 循環器EBM開発学寄附講座 准教授
2020年4月～現在　帝京大学 公衆衛生学研究科 教授

【専門および得意な分野・研究】
■研究キーワード
・生物統計学
・数理統計学
・データマイニング
・バイオインフォマティクス

■研究分野
自然科学一般／応用数学，統計数学／情報通信／生命，健康，医療情報学／情報通信／統計科学／

【本テーマ関連学協会での活動】
・American Statistical Association
・日本心臓病学会
・日本循環器学会
・日本計量生物学会
・日本統計学会

【日時(オンライン配信)】
7月30日(火) 10:30-16:30

【受講料】
●見逃し視聴なし：1名47,300円(税込（消費税10％）、資料付)
　＊1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

●見逃し視聴あり：1名52,800円(税込（消費税10％）、資料付)
　＊1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

※詳細な内容やお申込み要領等は、下段「セミナーホームページを見る」をご参照ください。

【セミナーの内容】
■講座のポイント
　本講演では、臨床予測モデルの基本理論と実践手法を解説する。患者の健康状態や疾患のリスクを予測することは、患者のQOLを向上させ、臨床的な意思決定を支援するために重要である。多変量予測モデルを用いた実践的なリスクスコア構築の方法を紹介し、その評価と解釈方法を示す。また、構築したリスクスコアを用いた研究例を提示し、解析のためのRプログラムも紹介する。
　この講演を通じて、臨床予測モデル構築の重要性と実践的な手法を理解し、参加者が臨床現場での応用に活かせる知識を提供する。

■受講後、習得できること
・多変量予測モデルの理解
・リスクスコアの構築
・Rのプログラムによる解析
・実践例の紹介

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・Transparent reporting of a multivariable prediction model for individual prognosis or diagnosis (TRIPOD): The TRIPOD statement

■講演中のキーワード
・リスクスコア
・多変量解析
・R
・モデル評価

■プログラム項目
1. はじめに

2. 多変量予測モデル構築の基礎理論
　・線形回帰モデル（連続変数）
　・ロジスティック回帰モデル（離散変数）
　・Cox比例ハザードモデル（生存時間）
　・CART (classification and regression trees)
　・変数選択

3. リスクスコアの構築
　・統一的なリスクスコア構築の手順
　・モデルの評価と解釈
　　–適合度検定
　　–ROC曲線，AUC, NRI, IDIなど
　　–CV (cross validation)
　・モデルの解釈性とリスク要因の吟味

4. 実践的な事例と応用
　・実際の論文で用いられた解析例の紹介
　・Rによるプログラム例
　・TRIPOD : Transparent reporting of a multivariable prediction model for individual prognosis or diagnosis (TRIPOD)
　・モデルの臨床現場での活用方法と課題の考察

5. おわりに

6. 質疑応答

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