株式会社情報機構

成功・失敗事例と共に学ぶ!製造工場における計画保全の基本的な考え方や効果的な導入・運用法のポイント

2024/04/26

開催日 2024年7月18日(木)
開催地 東京都

☆生産設備の「保守/管理/点検/診断」の重要性と効果によりフォーカスし、
 適切な維持管理の方法や製品の品質保持・稼働率向上等の要所を解説いたします!
☆習熟度を高めるための「実践例」も多数ご用意しております。
 実務課題の解決や疑問点の解消等々、是非、本セミナーをご活用ください!

【テーマ名】
成功・失敗事例と共に学ぶ!
製造工場における計画保全の基本的な考え方や効果的な導入・運用法のポイント
~コスト削減・DX推進等も踏まえて、具体的なアプローチを学ぶ~


【講師】
株式会社 保全ラボ
代表取締役
清岡大輔 氏

【経歴】
<略歴>
・旭化成入社(2007年)
・保全ラボを設立(2022年)
・産業革新研究所 専門家(同上)
・日本コンサルタントグループ パートナーコンサルタント(同上)
・専門職MBA取得(同上)

<保全業務の経歴>
■経験・実績
化学メーカーにて、設備保全の技術者として15年勤務
・3つの工場で3,000件のトラブルを経験
・4,000台以上の設備、10,000件以上のメンテナンス管理を実施
・2018、2019年、2年連続 社内有効賞受賞(設備改善)

設備保全の専業会社を設立
・VCより資金を調達
・5つの設備保全サービスをリリース
・中小工場向けサービスを提供

【専門および得意な分野・研究】
・保全に関する知識全般
・施工管理に関する知識

【日時】
7月18日(木) 13:00-17:00

【会場】
[東京・大井町]きゅりあん5階第1講習室
https://johokiko.co.jp/access/kyurian/

【受講料】
1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

※詳細な内容やお申込み要領等は、下段「セミナーホームページを見る」をご参照ください。

【セミナーの内容】
■主な受講対象者様
・製造現場のマネジメント層
・製造現場のリーダー層
・設備保全部門のリーダー及び担当者
・現場改善の担当者
※上記以外のご担当者様も大歓迎です。

■講座のポイント
 本講座では、ものづくりに必須の生産設備の保守・管理・点検・診断の重要性と効果に焦点を当て、計画保全の業務を完遂するためのポイントを解説します。製造設備を適切に維持管理することで、製造する製品の品質を保持し、設備の稼働率を向上させることができます。その結果、工場の収益性の改善に貢献します。
 計画保全の業務フロー、目標設計や管理項目、保全履歴の分析方法などの知識を体系化してお伝えします。その際、受講者の皆さんの理解を助けるため、できるだけ事例を紹介しながら説明します。また、計画保全を行う際に実施される設備情報の整理は、工場に有益なIoTやDX化の推進にもつながります。(例えば、センサー取り付け位置やデータ収集の頻度、最適なツールやシステムの選定など。)設備保全の導入・運用方法を理解し、工場の生産性と安全性の向上に取り組むための一助として、ぜひご活用ください。

■受講後、習得できること
・設備保全の業務が適切に実施されている状態とその効果の理解
・設備保全の目標を適正に策定する方法の要諦
・保全データを分析し、予算分析や故障削減に活かす方法の知見獲得
・設備保全の業務の導入・運用を着実に達成するための手順の把握
・IoT、DXを効果的に進めるためのデータ整理知見の獲得
・現場のコスト削減につながる設備の維持・活用方法の取得

■講演中のキーワード
・設備管理
・保全履歴
・老朽化
・設備点検
・予防保全
・計画保全

■プログラム項目
1.オープニング
 1-1.目次紹介、自己紹介
 1-2.設備保全とは何か
 1-3.設備保全の効果
 1-4.社会的要請としての設備保全
 1-5.設備保全とDXの相性がよい理由

2.設備保全の業務3要件とその効果
 2-1.設備保全ができている理想の工場と現実
 2-2.工場ごとの設備保全のあるべき姿
 2-3.設備保全の3要件
 2-4.設備保全の実施と効果の事例紹介

3.要件1:設備の機械構造や、生産条件に応じた点検やトラブル対応
 3-1.設備構造と生産条件を理解することの重要性
 3-2.現場に則した保全計画の事例
 3-3.設備の重要度と、リスク(故障の発生確率)に応じた点検や検査
 3-4.特殊設備や内製設備の対応方法
 3-5.実践方法(保全計画の作り方)
  ・対象範囲の決定
  ・設備の重要度の検討
  ・保全方式の検討
  ・故障部位と確率の推測
  ・保全計画の作成
 3-6.設備が損傷する要因(故障の5大要)
 3-7.部品の劣化パターン(4つの劣化パターンと保全方式)
 3-8.保全計画の事例紹介
  ・保全資料の紹介:点検チェックシート、整備記録書、トラブル原因調査
 3-9.保全教育の考え方
  ・保全教育項目の内容と教育方法
  ・社内教育作成プロジェクトの事例紹介

4.要件2:データ利活用、保全予算のモニタリング
 4-1.保全データとは、どのようなデータなのか
 4-2.保全予算の勘定科目と保全予算の分析項目分類の違い
 4-3.一般的な保全予算の分析項目
 4-4.予算性格別分類の事例
  ・分析目的と記録項目
  ・予算性格別分類の項目例
 4-5.モニタリングを行うための管理項目の設計
 4-6.保全履歴の分析(コスト検討、保全作業の効果、適正な資源配分)
 4-7.設備情報の整理(情報整理の重要性と事例紹介)
  ・事例:予兆保全を始める際の情報整理
  ・事例:設備の機番の付け方
 4-8.データのライフサイクル

5.要件3:設備管理の目標値を適切に策定している
 5-1.一般的な保全目標の項目
 5-2.設備保全の目標設計方法
 5-3.目標設計の失敗事例(設備保全の意味のない目標事例5選)
 5-4.正しい目標値のつけ方
 5-5.工場の目標設定事例

6.設備保全の業務の導入・運用を着実に達成するための手順と、その効果
 6-1.設備保全の業務フロー
 6-2.保全履歴の重要性
 6-3.設備保全の導入パターンの選択肢
 6-4.設備保全の導入ステップとその効果
 6-5.では始めてみよう

7.質疑応答
設備保全の導入、運用に関することなら、どのようなことでもお気軽にご相談ください。

企業情報

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  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

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