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株式会社情報機構

持続可能なニホンウナギの養殖技術開発に向けた、養殖環境下における生理生態学的特性・外部環境因子解析の最新研究情報

2024/04/26

開催日 2024年7月25日(木)
開催地 Web

☆ニホンウナギ(シラスウナギを含む)の生態は未だに未解明な部分が多々あり、
 食文化として定着する反面、養殖生産という観点で、多くの課題が残っています。
☆本講座では、生物学的特性/成育環境/種苗生産技術等の様々な要素から、
 実用化につなげるための各種ポイントを丁寧に解説いたします!

【テーマ名】
持続可能なニホンウナギの養殖技術開発に向けた、
養殖環境下における生理生態学的特性・外部環境因子解析の最新研究情報


【講師】
北里大学
海洋生命科学部 増殖学生物学講座
水族増殖学研究室
准教授 水産学博士
千葉洋明 氏

【経歴】
1985年 (株)スリーボンド研究開発所員
1992年 北里大学水産学部 助手
1997年 北里大学水産学部 講師
2005年 北里大学水産学部 助教授
2008年 北里大学海洋生命科学部 准教授

【専門および得意な分野・研究】
・水圏生命科学
・繁殖生理生態学
・環境保全学
・魚類増殖学

【本テーマ関連学協会での活動】
・日本比較内分泌学会
・日本水産学会
・日本下垂体研究会

【日時(オンライン配信)】
7月25日(木) 13:00-17:00

【受講料】
●見逃し視聴なし:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

●見逃し視聴あり:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

※詳細な内容やお申込み要領等は、下段「セミナーホームページを見る」をご参照ください。

【セミナーの内容】
■講座のポイント
 重要な産業対象種でありながら絶滅危惧種であるニホンウナギの効率的な新たな養殖方法を模索するため,外部環境因子が神経伝達物質やホルモンなどの体内環境を介してウナギの成長や生殖にどのように関わっているかを科学的に解析した知見を報告する.また,異なる成育環境下における外部環境因子がウナギの食品としての特性にどのような影響を及ぼすのかについても栄養生理学的な観点から新たな知見を提供する.さらに持続可能な養鰻業を目指した様々な試みと未だ実用化に至らない種苗生産技術の開発における課題と展望に関する最新の情報を提供する.

■受講後、習得できること
・ウナギの生物学的特性に基づいた養殖方法について知ることができる
・ウナギ養殖の現状と課題についての最新情報を知ることができる
・ウナギの成育環境の違いが食品としての物理学的,化学的特性に与える影響を知ることができる
・計画的で効率的な親魚養成・種苗生産を実施するうえで必要な魚類の繁殖生理の基礎知識を得ることができる

■講演中のキーワード
・ウナギ属魚類
・繁殖生理生態
・人工孵化
・ホルモン
・養殖技術の開発
・環境因子

■プログラム項目
1.生物学的特徴
 1.1 分類・形態
 1.2 分布
 1.3 生活史・生態

2.生産量と輸入量
 2.1 世界の生産量
 2.2 国内の生産量と輸入
 2.3 種苗(シラス)の池入れ量と取引価格の変動
 2.4 外来種の導入

3.育成管理と生産性
 3.1 集約的養殖
 3.2 粗放的養殖

4.成育環境と食品としての特性
 4.1 アミノ酸組成, 脂肪酸組成および皮膚や筋肉の硬度などテクスチャー分析
 4.2 天然ウナギの食性と品質評価
 4.3 集約的養殖ウナギの食性と品質評価
 4.4 粗放的養殖ウナギの食性と品質評価

5.種苗生産技術開発研究
 5.1 親魚養成(性統御と催熟技術)
 5.2 人工受精と仔魚育成
 5.3 実用化に向けての課題

6.持続可能な養鰻技術の開発を目指した取り組み
 6.1 魚粉代替飼料としての昆虫の有効利用
 6.2 大豆イソフラボンを利用した大型雌ウナギの生産
 6.3 絶食による成長補償機能を利用した効率的養殖
 6.4 水田の溜め池を利用した粗放養殖
 6.5 細胞培養肉による食品製造技術の開発

7.質疑応答

企業情報

株式会社情報機構

  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

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