株式会社情報機構

構造生物学の発展と創薬研究の最新動向

2024/04/22

開催日 2024年6月27日(木)
開催地 Web

★NMR法による蛋白質構造解析・構造生物学は今どこまで進んでいるのか?
★NMR法・構造生物学の基礎から最新の創薬研究動向まで、初心者にも分かりやすく、そして幅広く解説!


(NMR法の基礎から学ぶ)
構造生物学の発展と創薬研究の最新動向


<講師>
国立大学法人 大阪大学 蛋白質研究所 准教授 宮ノ入洋平 氏

<日時>
2024年6月27日(木) 13:00-16:00

<形態>
Zoomによるオンラインセミナー

<受講料>
 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円

 【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
  
  *受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。

<セミナーポイント>
■講座のポイント
蛋白質をはじめとする生体高分子は、常に一定の形を保持するわけではなく、生体内で時々刻々と、その姿を変えている。生体高分子のダイナミックな性質は、複雑な生命活動を高次に制御していると考えられている。近年の構造生物学では、蛋白質の立体構造を決定するだけでなく、それらが有する動態を捉えることを重要視している。これら情報より、生命機能の解明や、革新的な医薬品の開発へと展開されている。このような背景から、核磁気共鳴(NMR)法が、今後の構造生物学の発展において重要な役割を担っている。本講座では、NMR法を利用した構造生物学研究および創薬研究について、初心者を対象に解説する。

■受講後、習得できること 
・最新の構造生物学研究法の概要理解
・NMR法の基礎
・NMRスペクトルの解析法
・NMR法を用いた創薬研究の概要理解

■講演中のキーワード
 構造生物学, NMR, 相互作用解析, 創薬研究, 細胞内測定

<講演プログラム>

1.統合型構造生物学研究
 1-1 生体高分子の立体構造解析法
 1-2 立体構造データベース(PDB, BMRB)
 1-3 NMR法の基礎(利点と欠点)
 1-4 NMR法による立体構造解析(自動構造解析の例)
 1-5 クイズと解説、ディスカッション
    
2.NMR法を用いた創薬研究
 2-1 試料調製法(蛋白質発現、安定同位体標識)
 2-2 相互作用解析(化学シフト摂動法, STD, 19Fスクリーニング,他)
 2-3 ダイナミクス解析(緩和解析、化学交換、リアルタイム測定、圧力可変, 他)
 2-4 解析ツールの紹介
 2-5 クイズと解説、ディスカッション
   
3.次世代の創薬研究に向けて
 3-1 超高磁場NMR(>1GHz NMRの世界)
 3-2 NMRスペクトルの高感度化(超偏極、DNP法)
 3-3 高分子量試料のNMR測定(高度な安定同位体標識)
 3-4 細胞内NMR測定法の高度化(細胞代謝測定、細胞内創薬)
 3-5 受託NMR測定、人材育成等のプロジェクト
 
   [全体を通した質疑応答]

企業情報

株式会社情報機構

  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

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