株式会社情報機構

米国における化学物質規制(OSHA/TSCA)の 基礎理解と最新動向について

2024/03/22

開催日 2024年5月27日(月)
開催地 Web

MCIH Consulting Services インダストリアルハイジニスト アリゾナ大学  持田伸幸 先生


講師紹介 米国でインダストリアルハイジニストとして11年間コンサルティング業に従事。 米国滞在中に、米国認定インダストリアルハイジニスト(CIH)を取得。 
その後帰国し、石油精製会社(現ENEOS株式会社)にて、同じくインダストリアルハイジニストして業務をおこなう。 
その一方で、コンサルティング会社「MCIH Consulting Services」を設立し、広くコンサルティングをおこなっている。

■専門・得意分野
インダストリアルハイジニスト、オキュペーショナルハイジニスト、リスクアセスメント、化学物質管理、
労働安全衛生、米国の法令と安全文化

受講料
  【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円

  【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

  セミナーポイント 日本(海外)から米国へ化学物質を輸出する場合、米国・労働安全衛生局(OSHA)が所管する「労働安全衛生法(OSHA)」と米国・環境保護庁(EPA)の所管する「有害物質規制法(TSCA)」を理解することが重要です。
OSHAによる化学物質規制対象は、米国内の製造業者、輸入業者、流通業者および事業者に限定され、米国外の製造業者、輸出業者は対象外ですが、実際のところでは、米国内の輸入業者の多くは、このOSHAによる規制に対応するために、米国外の製造業者・輸出業者に対して安全データシート(Safety Data Sheet: SDS)の提供を要求しています。
一方、TSCAは、人の健康または環境にEPAが所管する有害な化学物質が及ぼすリスクを防止することを目的としており、商業用として米国で製造、輸入、または加工される「化学物質、混合物または化学物質・混合物を含有する成形品」を規制した法律となります。
 本コースでは、米国化学物質管理の歴史的経緯の説明から始まり、OSHAとTSCAにおける概要と罰則、化学物質管理におけるOSHAとNFPAの関係性、米国における化学物質規制の最新情報提供なども含め、米国化学物質管理の基礎を分かりやすく解説するコースとなっています。関係者皆様のご参加を心よりお待ちしています。

■受講対象
・ 米国の化学物質管理規制について理解したい方
・ 米国で事業を開きたい方
・ 米国に製品を輸出をしたい方

■受講後、習得できること
・OSHA法令の基礎
・EPA法令の基礎
・EPA TSCAの基礎と今後の展望 セミナー内容

1.米国における化学物質管理とは(総論)
 ・米国化学物質管理における歴史
 ・米国化学物質管理の立て付け

2. 米国労働安全衛生法(OSHA)における化学物質管理について
 ・OSHAとは
 ・ばく露アセスメントについて
 ・罰則等、OSHAの厳しさについて
 ・NFPAによる化学物質管理について
 ・NFPAによる表記とGHS表記との違い

3.米国環境保護庁(EPA)による化学物質管理について
 ・EPAとは
 ・FIFRAとは
 ・米国有害物質規制法(TSCA)とは
 -TSCA電禁止された化学物質
 -TSCA違反事例
 -TSCAで注意すべき点
 ・EPAリスク評価
 ・PBT規則
 ・PIP3:1について
 ・PFASの規制動向について
 ・2016Amendmentsについて
 ・Proposition 65(カリフォルニア州の州法)について

4.質疑応答

企業情報

株式会社情報機構

  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

詳しく見る

TOP