株式会社情報機構

経皮吸収(城西大学研究室・実験室見学付き)~透過性や浸透性を高める手法とそのメカニズム~

2024/03/05

開催日 2024年6月19日(水)
開催地 埼玉県

★城西大学研究室・実験室見学付きセミナー! 聞いて、見て、学ぶ!

■セミナーテーマ
経皮吸収~透過性や浸透性を高める手法とそのメカニズム~
(城西大学研究室・実験室見学付き)

■講師
城西大学 薬学部 薬粧品動態制御学研究室 准教授 薬学博士 藤堂浩明 先生

■見学等について
・集合場所: 城西大学・坂戸キャンパス正門前(川角駅徒歩約10分)
・集合時間: 12:40
・注意事項: 録音・撮影等、固くお断り致します

●日時 2024年6月19日(水) 13:00-16:30 ※途中、小休憩を挟みます。
●会場 [埼玉県・坂戸〕城西大学薬学部18号館 →「セミナー会場へのアクセス」
●受講料 1名44,000円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき33,000円
      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

■セミナー内容

第1部 講演(13:00-15:00)(質疑含む)
「経皮吸収:透過性や浸透性を高める手法とそのメカニズム」

■講演ポイント
 皮膚は医薬品だけでなく、化粧品や香粧品など数多くの化学物質が適用されている。外界にさらされた臓器である皮膚の働きは、からだを環境から守ることにあるため、化学物質の浸透性は消化管、鼻粘膜、肺粘膜など他の上皮膜に較べ極めて低い。しかしながら、皮膚は肝初回通過効果を回避できること、投与方法が簡便であること、また、投与中断も簡便であることなどから、局所作用だけでなく全身作用をも期待した薬物の投与部位として注目されている。また、化粧品、香粧品に含まれる成分の皮膚透過性や浸透性評価は、物質の有効性や安全性を考えるうえで非常に重要となる。
 本講演では、皮膚透過の基礎的な理論だけでなく、試験に用いる膜の選び方など、詳しい試験条件の決め方などについても紹介する。さらに、皮膚浸透性や透過性を高める手法(製剤設計や低侵襲的に薬物を送達するマイクロニードルや無針注射器など)についても紹介する。

■講演プログラム
1.皮膚の構造と皮膚透過ルート
2.物性と経皮吸収性の関係
3.活量と経皮吸収性の関係
4.経皮吸収と皮膚中濃度
5.有限用量系および無限用量系での試験方法
6.動物実験代替法を用いた評価方法
 6.1 人工膜(シリコーン膜、Strat-M)
 6.2 三次元培養ヒト皮膚モデル
7.皮膚透過促進法
 7.1 物理的促進法
 7.2 化学的促進法
8.塗布方法と皮膚透過性
9.in silico皮膚透過性予測

第2部 見学(15:10-16:30)
「研究室・実習室の見学」(質疑含む)

■見学ポイント
・縦型(フランツタイプ)拡散セルおよび横型拡散セルを用いた膜のセット方法
・In vitro試験方法のコツ
・皮膚健常性評価方法
・その他透過性評価に用いる実験器具(ダーマトームなど)や材料等の紹介

★過去参加者アンケート
○見学会
・詳細に試験方法が聞けて良かった。
・皮膚の種差や培養膜のメーカー差や基礎が知れて良かった。
・皮膚材料の実物まで見せて頂けてありがとうございました。
・基本的な内容から実際試験する際の注意点など勉強になりました。
・丁寧なご説明ありがとうございました。Vitro試験の実際が理解できました。
・経皮吸収について人工皮膚や実験場のポイントなど細かな点を聞くことができました。
・実際に見学できたため、データの基礎から実際までがよく理解できました。
・実際に使われている器具等を見せていただき参考になりました。
・聞いてから学べるのは、とても理解が早いです。
・経皮吸収に関する装置を数多くみられて良かった。
・学生さんが実験しているのを見ることが出来、大変参考になった。
・生体試料や器具を実際に使って実験しているのを体感できた点が良かった。
・手技のポイントが聞けて参考になった。
・基礎的な内容から実際の試験を目にすることが出来て、ためになった。
・実際に実験系を見学したので、実験系の構築に活かしたい。
・フィールド外でしたが、概略は理解できました。
・フランツセルの具体的な使用方法やサンプリング時の工夫など、教科書には無いノウハが学べて良かったです。
・実際に道具を見ることが出来、わかりやすかったです。
・揃えられている実験器具類に、ノウハウのレベルの高さを感じました。
・実物や購入メーカーまで細かく教えて頂き助かった。
・実際に実験に使う器具等も見せて頂けて良かったです。

○講演
・実験系の組み立てに有用な情報を得ることが出来ました。
・ヒト皮膚と培養モデルの違いがわかりやすかったです。
・先発品、GEなど本当にその生成が同等性を確保しているのか考えさせられた。
・細かな技術的な点までご説明いただき、とても勉強になぅた。
・測定に関するノウハウを沢山教えていただき、大変参考になりました。
・透過性試験の具体的な手技、注意点についてとてもわかりやすく理解できました。
・装置の紹介が興味深かったです。
・見学においてテクニカルな部分を種々ご教授いただき、ありがとうございました。
・詳細に試験方法が聞けて良かった。
・皮膚の種差や培養膜のメーカー差や基礎が知れて良かった。
・基本的な内容から実際試験する際の注意点など勉強になりました。
・経皮吸収について人工皮膚や実験場のポイントなど細かな点を聞くことができました。
・実務に役立てる情報を得ることが出来た。
・皮膚の選択やトレーサーなど、どうするべきか方向性が見えました。
・試験方法のご説明が丁寧で理解しやすかったです。実際の実験に活かせる内容が多く有意義でした。
・in vitro経皮吸収透過試験を導入したいと考えているので、とても参考になりました。
・実際の経皮吸収の実験法を勉強させていただき、知識を得ることが出来ました。
・短い時間で多くの知識をレクチャー頂き、ありがたかったです。大変勉強になりました。
 個人質問では大変丁寧に教えて下さり、ありがとうございました。研究がんばろうと思います。
・内容がたくさんで満足です。先生の説明がとてもわかりやすかったです。
・活量と経皮吸収性の関係、非常に参考になりました。
・皮膚吸収について始めたばかりだったのですが、説明が丁寧で分かりやすかったです。

企業情報

株式会社情報機構

  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

詳しく見る

TOP