株式会社情報機構

効率的な微生物培養のための 培地設計とAI技術による最適化

2024/02/28

開催日 2024年4月16日(火)
開催地 Web

☆生産性を最大限にするための適切な培地・条件・操作とは?
☆AI技術を活用したハイスループットな培地最適化の方法やその具体例まで解説!


効率的な微生物培養のための培地設計とAI技術による最適化

<講師>
国立大学法人 北海道国立大学機構 北見工業大学 工学部 教授 小西正朗 先生

<日時>
2024年4月16日(火) 13:00-17:00

<形態>
Zoom開催セミナー:見逃し視聴あり

<受講料>
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

   *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

   *受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。

<セミナーポイント>
■講座のポイント 

 昨今、微生物による物質生産はカーボンニュートラル、グリーントランスフォーメーションによる地球温暖化対策の切り札の一つとして注目を集めている。ゲノム解析技術やゲノム編集技術によって微生物育種が効率的に行われるようになっており、複数の遺伝子を導入したり、破壊したりして、細胞当たりの物質生産性を高めることができるようになっている。それらの育種株を培養する際、適切な培地、条件、操作により育種株のパフォーマンスを最大限に発揮させ、タンクあたりの生産性の最大化を図る必要がある。本セミナーでは、講演者が開発しているAIを活用したハイスループットな培地最適化方法の概要および解析結果を活用した流加培養の設計法等の研究成果の具体例を示しながら、微生物培養の効率的な最適化手法について解説する。

■受講後、習得できること 
・微生物培養の基礎知識
・実験計画
・AIおよび最適化アルゴリズム
・流加培養

■講演中のキーワード
 ・人工知能 ・深層学習 ・実験計画 ・ベイズ最適化 ・遺伝的アルゴリズム ・流加培養 ・プロファイリング技術

<講演プログラム>
1. 微生物用の培地とは

 1) 天然培地と合成培地
 2) 培地の理解?主要元素を考える-
 3) 培地の課題

2. 培地設計
 1) 実験計画の始まり
 2) 実験計画と統計学
 3) 統計学を用いた培地最適化
 4) AIの活用
 5) 特徴量解析
 6) 最適化アルゴリズム
 7) ハイスループットAI支援培地最適化(研究事例紹介)

3. AI解析に基づく流加培養方法の検討
 1) 速度と収率のトレードオフ
 2) 回分培養による基礎パラメーターの収集
 3) 機器分析を併用した基質に対する細胞収率の算出
 4) 流加培養の設計
 5) 酸素供給の理論と条件探索
 6) コリネ菌の高密度培養法の設計について(研究事例紹介)

4.天然培地に関する課題
 1) 天然培地の利点と欠点
 2) 天然培地プロファイリング技術
 3) プロファイリングから完全合成培地設計へ

企業情報

株式会社情報機構

  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

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