開催日 | 2024年5月28日(火) |
---|---|
開催地 | Web |
☆今回、マイクロ/ナノカプセルの多岐にわたる研究情報を網羅するために、
基礎編/実務編という形で、各内容をより深掘りして参ります。
☆お客様の興味範囲に合わせて、以下「単日/両日参加」のご選択が可能です。
第1回(5/27)のみ参加/第2回(5/28)のみ参加/各回(5/27,28)参加。
☆この機会に是非、本セミナーをご活用頂ければ幸いでございます。
【テーマ名】
マイクロ/ナノカプセルの応用事例と具体的調製のノウハウ[実務編]
~応用対象別の最新研究の現状と今後の可能性と展開~
【講師】
新潟大学
自然科学系 名誉教授
工学博士
田中眞人 先生
【経歴】
1974年 新潟大学講師工学部
1981年 工学博士
1982年 新潟大学助教授
1988年 新潟大学教授
【専門および得意な分野・研究】
・懸濁重合におけるポリマービーズ粒径制御
・複合微粒子調製
・分散系の科学
・マイクロ/ナノカプセル調製
【日時(オンライン配信)】
5月28日(火) 13:00-17:00
【受講料(単日参加)】
●見逃し視聴なし:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
●見逃し視聴あり:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
【受講料(両日参加)】
●見逃し視聴なし:1名61,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき50,600円⇒割引は全ての受講者が両日参加の場合に限ります
●見逃し視聴あり:1名70,400円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき59,400円⇒割引は全ての受講者が両日参加の場合に限ります
※詳細な内容やお申込み要領等は、下段「セミナーホームページを見る」をご参照ください。
【セミナーの内容】
■講座のポイント
各種既成製品への高付加価値付与の未知なる可能性を秘めているマイクロ/ナノカプセルはこれまでにも多くの分野で応用されてきたが、さらなる新規機能の発現を目指したマイクロ/ナノカプセルの精力的な応用開発が試みられている。
本講では、応用分野により、目的とするコア剤種や利用可能なシェル材種は異なり、かつ、マイクロ/ナノカプセルの機能が異なることから、各応用分野における固有のコア剤のマイクロ/ナノカプセル化法とキーポイントを詳細に説明するとともに評価法についても紹介する。さらに、最近の文献における注目すべきマイクロ/ナノカプセルの調製例を紹介する。
■受講後、習得できること
・マイクロ/ナノカプセルの応用事例
・各応用分野におけるコア剤種とシェル材種に適合したマイクロ/ナノカプセル調製法とキーポイント
・各応用分野におけるマイクロ/ナノカプセルの構造と機能
・最新なマイクロ/ナノカプセルの調製例
■講演中のキーワード
・マイクロ/ナノカプセル構造制御
・マイクロ/ナノカプセル機能発現
・生分解性マイクロ/ナノカプセル
・ハイブリッドシェルマイクロ/ナノカプセル
・刺激応答性マイクロ/ナノカプセル
■プログラム項目
1. 食品
・(W/W)エマルション法による各種生理活性物質のカプセル化
・乳化・拡散法による各種生理活性物質のマイクロ/ナノカプセル調製
・その他:各種調製法による機能性マイクロ/ナノカプセル調製例
2. 医薬品
・Anti-solvent nanoprecipitation 法によるナノカプセル調製
・界面ゲル化法によるマルチコアマイクロカプセル調製
・その他:各種調製法によるマイクロ/ナノカプセル調製例
3. 自己修復材
・界面重合法による生分解性重合性モノマーマイクロカプセル調製
・in-situ 重合法による光硬化樹脂マイクロカプセル
・その他:各種調製法によるマイクロカプセル調製例
4. 潜熱蓄熱
・PCMマイクロカプセル担持フィルムによるリチウムバッテリーの発熱制御
・ゾルゲル法による無機水和塩PCMのマイクロカプセル化
・その他:各種PCMマイクロカプセル調製例
5. 農業分野
・液中硬化法による浮遊式殺虫剤マイクロカプセルの調製
・ゾルゲル法による殺虫剤ナノカプセル調製
・その他:各種殺虫剤マイクロ/ナノカプセル調製例
6. 土木・建築
・液中硬化法による道路修復材カプセルの調製
・セメント補修材マイクロカプセル調製
・その他:熱発泡剤マイクロカプセル調製
7. 情報記録材
・ミニエマルション重合法による染料顔料ナノカプセル調製
・界面重合法による液晶マイクロカプセル調製
・その他:3Dプリンターインク調製例
8. 塗料塗装
・in-situ重合による防錆剤マイクロカプセル調製
・蛍光顔料マイクロカプセル調製
・その他:分散重合法による染料マイクロカプセル調製
9. 化粧品
・L-アスコルビン酸マイクロカプセル調製
・多糖類ハイブリッドゲル粒子による生理活性物質ナノカプセル調製
・その他:ピッカリングエマルションを利用したpH応答性ナノカプセル調製
10. その他
・刺激応答性マイクロ/ナノカプセル調製例
・マイクロ/ナノカプセルのバイオフイルムとの複合化例
11. 質疑応答