株式会社情報機構

労働安全衛生規則等改正の徹底理解

2024/01/24

開催日 2024年4月25日(木)
開催地 Web

■セミナーテーマ
労働安全衛生規則等改正の徹底理解
<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>

■講師
中央労働災害防止協会 労働衛生調査分析センター 武井貴史 先生

●日時 2024年4月25日(木) 13:00-16:30
●会場 会場での講義は行いません。
●受講料
  【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

  【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

■講座のポイント
 化学物質の労働災害を防止するため、事業者が、リスクアセスメントの結果に基づき、ばく露防止のための措置を適切に実施する制度を導入するため、「労働安全衛生規則等の一部を改正する省令(令和4年厚生労働省令第91号(令和4年5月31日))」が交付された。即日施行の1件を除き令和5年4月1日より順次施行され、「化学物質の自律的管理」がスタートした。今年度(令和6年度)には「化学物質管理者」の選任が義務化されることなどから、化学物質の自律的管理の本格稼働とも言える。
 本講座では、安衛則等改正の背景、化学物質の名称の通知等による情報伝達、事業場における化学物質に関する管理体制、リスクアセスメント及びその結果に基づく措置、皮膚等障害化学物質等対象物質に係る直接接触の防止、特別規則に係る個別規制の適用除外、作業環境測定結果が第3管理区分の事業場に対する管理等について、規則等の解説と、施行後今日まで追加された通達、指針等を含め、事業場が進めていく化学物質管理について解説したい。

■講演プログラム
1.安衛則等改正の背景
 1.1 化学物質による労働災害の発生状況と職場における化学物質物質管理を巡る現状
 1.2 化学物質等の管理のあり方検討会報告書における自律的管理

2.安衛則の一部改正の要点
 2.1 化学物質管理に関する管理体制
 2.2 化学物質の名称の通知等による情報伝達
 2.3 事業場内で取扱いされる容器または包装での保管の際の明示
 2.4 リスクアセスメントの実施
  2.4.1 実施時期、危険性又は有害性の特定、情報の入手等
  2.4.2 リスクの見積り
 2.5 濃度基準値が設定された物質の対応
  2.5.1 濃度基準値について
  2.5.2 実施内容
 2.6 リスクアセスメント結果に基づくばく露低減措置等
  2.6.1 ばく露の程度を最小限度とすること
  2.6.2 濃度基準値以下とすること
  2.6.3 リスクアセスメント健康診断
  2.6.4 皮膚等障害化学物質等を取り扱う場合の措置
  2.6.5 関係労働者から意見を聞くための機会の設置
  2.6.6 衛生委員会の付議事項の追加
 2.7 呼吸用保護具の選択、使用等について
 2.8 記録の作成、保存、周知
 2.9 その他
  2.9.1 化学物質によるがん発生の把握
  2.9.2 化学物質による労働災害が発生した事業所等における改善の指示等

3.特別規則の一部改正の要点
 3.1 化学物質管理の水準が一定以上の事業場の個別規制の適用除外
 3.2 化学物質のばく露の程度が低い労働者に対する特殊健康診断の実施頻度の緩和
 3.3 作業環境測定結果が第3管理区分の事業場に対する措置

(質疑応答)

企業情報

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