開催日 | 2024年4月10日(水) |
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開催地 | Web |
■セミナーテーマ
食品包装用樹脂のPLポジティブリスト改正と企業の対応・留意点
<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>
■講師
日本包装士会 元会長 西秀樹 先生
●日時 2024年4月10日(水) 13:00-16:30
●会場 会場での講義は行いません。
●受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。
■セミナーポイント
食品包装用樹脂のPLは、2020年6月に永年続いた業界団体の自主基準から国の制度へ移行し、日本は漸く国際レベルの法体系に近づいた。その後、厚労省は早くも2023年11月に改正PLを告示し、施行は2025年6月である。改正PLは、添加剤の類似や重複収載の統廃合、基ポリマーの統合等を織り込み、PLは4つから2つに集約され、収載物質は約4,600物質から2,830物質となった。しかし、モノマーをコード化してモノマーの組み合わせによりポリマー名を付ける、又無機物質等をPLから除外する等の日本だけのローカルルールがあり、国際整合化の観点からも課題を残しそうである。
本講では、改正PLの改正内容、及び企業の対応に関し紹介する。
■受講後、習得できること
・国際的なPLの進捗状況
・PLとNL
・PL規制対象物質と規制方法
・PL適合伝達の具体例
・PL新規物質評価方法
■セミナープログラム
1.初めに-包装を取り巻く環境-
2.食品包装における材料別使用割合
3.食品包装の安全性とは
4.海外諸国におけるPL制度の導入状況:欧米中等のPL
5.日本の法規制類の現状とPL・NL
・食品衛生法と業界自主基準(接着剤、印刷インキ、紙等)の現状と課題
6.日本のPL制度化と改正PL
・厚労省の8つの課題の進捗状況
・PL制度化導入の趣旨、海外におけるPL導入状況
・PL規制対象、現行の4つのPLと2つの改正PL
・ポリマーの21のグループ化、ポリマーの5区分
・モノマーのコード化とポリマー呼称、添加剤のPLと使用制限
・PL適合伝達方法と具体例、海外メーカーの証明例
・PL収載新規物質の評価方法(食品安全委員会)
7.まとめ:企業の対応と実務対応上のポイント
8.各国のPL調査方法
9.参考文献・情報入手先
(質疑応答)