株式会社情報機構

<医薬品・機能性化学品の連続生産実現へ> フロー合成反応など連続生産技術の基礎・実装課題と最新情報

2024/01/18

開催日 2024年2月21日(水)
開催地 Web

☆少しずつ実装への整備が整いつつある「連続生産」、基本となるフロー合成反応等の基礎知識から、実装における課題、ガイドラインの動向まで幅広く解説

<医薬品・機能性化学品の連続生産実現へ>
フロー合成反応など連続生産技術の基礎・実装課題と最新情報


<講師>
産業技術総合研究所 触媒化学融合研究センター 
デジタル駆動化学チーム 主任研究員 増田光一郎 先生

<日時>
2024年2月21日(水) 10:30-16:30

<形態>
Zoom開催セミナー:見逃し視聴あり

<受講料>
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

 *受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。

<セミナーポイント>
■講座のポイント
 
フロー反応に代表される機能性化学品の連続生産は、現行のバッチプロセスに換わる重要な技術です。連続化により生産プロセスの合理化が可能であり、例えば廃棄物の低減やエネルギーコストの削減が可能な環境調和型のプロセスを開発することができます。また連続生産では、反応や精製といった素過程を多段階に連結し複雑分子の生産を行うため自動化が容易で、省力化・省人化の観点からも大きな意義があります。そのため人件費などの周辺コストが高い日本において産業競争力を高める上で、連続生産は重要な鍵技術となります。本講座では、機能性化学品の連続生産についてその理論から実践までを紹介します。

■受講後、習得できること 
・ 連続生産技術の産業的優位性について
・ 連続生産技術の基礎理論
・ フロー反応の構築法
・ 連続精製技術

■講演中のキーワード
・ 有機合成
・ フロー反応
・ 連続生産
・ 触媒
・ 医薬品
・ 機能性化学品

<講演プログラム>
1. 連続生産技術の基礎

 A) バッチ反応とフロー反応、バッチ連続反応
 B) 流体の取り扱いに関して
 C) フロー反応装置の特徴
 D) バッチ連続反応装置の特徴
 E) 反応速度論に基づく化学反応の分類
 F) 有機合成反応に必要な後処理の連続化
 G) 連続生産のラボ装置の紹介
 H) ポンプ・配管の基礎知識

2. フロー合成反応
 A) マイクロフローとカラムフロー
 B) マイクロフローによる精密な反応時間制御技術
 C) 触媒を用いるフロー反応
 D) フロー光化学反応
 E) フロー電気化学反応
 F) フロー反応の連結による複雑化合物の合成

3. 連続精製技術
 A) 有機合成反応の後処理に必要な要素
 B) iFactory Projectの取り組み
 C) 連続精製技術

4. 連続生産技術の実装へ向けて
 A) フロー反応装置のスケールアップ
 B) 連続生産のバリデーションの考え方
 C) ICH Q13ガイドライン

5. 連続生産技術とDX
 A) 反応経路探索技術
 B) プロセスインフォマティクス
 C) 自動化・制御技術

企業情報

株式会社情報機構

  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

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