開催日 | 2024年2月16日(金) |
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開催地 | Web |
☆医療の発展に不可欠である人体機能を模倣した機能性バイオデバイスの開発、量子ビーム技術でどこまでできるようになったのか?
☆マイクロ流体チップ・細胞培養基材・ナノセンサなど、具体的な医療応用事例を豊富に紹介
量子ビーム技術による生体模倣システムの開発
-マイクロ流体チップ・細胞培養基材・ナノセンサなど-
<講師>
国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構
高崎量子応用研究所 先端機能材料研究部 次長 田口光正 先生
<日時>
2024年2月16日(金) 13:00-16:00
<形態>
Zoom開催セミナー:見逃し視聴あり
<受講料>
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
*受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。
<セミナーポイント>
■講座のポイント
健康寿命の延伸や国民が健康で安心して暮らせる質の高い生活を実現するためには、診断や創薬、個別化医療など先進医療に応用できる人体機能をモデル化した機能性バイオデバイスの開発が喫緊の課題である。我々は、これまで量子ビーム微細加工技術を用いた最先端の医療デバイスの研究開発を進めてきた。本セミナーでは、マイクロ流体チップ、細胞培養基材、ナノセンサなど、人体に対する薬剤の影響評価・解析が可能な生体模倣システムの具現化に必須な技術開発に関して解説する。
■受講後、習得できること
量子ビーム微細加工技術
量子ビームの産業・医療応用
生体模倣システムの設計
薬剤の影響評価・解析技術
■講演中のキーワード
生体模倣システム、organs on a chip、薬剤影響、ナノセンサ、 量子ビーム
<講演プログラム>
1.はじめに
1)量子ビームとは
2) 入射電子とターゲット内電子の衝突
3)電子と熱によるエネルギー付与の違い
4) 量子ビームの利用
5) 高分子の加工
5-1) 分解反応
5-1) 橋かけ反応
2.電子加速器とは
1) 加速器の原理
2) 電子加速器の例
3) 量子ビームの選び方
3.医療分野における量子ビームの利用
1) 生体模倣システムの現状
2) マイクロ流体チップ
3) 生体内環境を再現する細胞培養基材
4) 3次元細胞シート
5) ナノセンサ
6) MPSの構築に向けて
4.まとめ