≪書籍≫
ゲル化・増粘剤の使い方と新しいゲルの活用事例
★ 「高強度」、 「高伸縮性」、 「自己修復性」 を有する次世代ゲルの作成!
★ アクチュエータ、臓器モデル、核酸デリバリー、細胞培養基材用途や、触感/食感の発現
●発刊日:2025年1月31日
●体裁:A4判 566頁
●定価:88,000円(税込)
●ISBN:978-4-86798-060-6
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(本書のポイント)
☆ゲル化のメカニズム、ゲルの物性評価法
☆刺激応答性や新しい機能の持たせたゲルの開発
☆医療用貼付剤、DDS、細胞培養基材のためのゲル
☆タンパク質結晶化におけるゲルの活用
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(本書章立て)
■第 1 章 高分子架橋とゲル化のメカニズム
■第 2 章 ゲルの物性評価
第 1 節 ゲルの動的粘弾性の測定評価
第 2 節 ゲル中の応力場計測
第 3 節 ゲルの膨潤性の測定評価
第 4 節 動的光散乱法によるゲルのネットワーク構造,環境応答性の評価
第 5 節 電子顕微鏡によるゲルの評価
■第 3 章 各種ゲル化・増粘剤としての特性と活用事例
第 1 節 デンプン
第 2 節 ペクチン
第 3 節 ローカストビーンガム
第 4 節 タマリンドシードガム(タマリンドガム)
第 5 節 アラビアガム(アカシアガム)
第 6 節 こんにゃく粉(グルコマンナン)
第 7 節 大豆多糖類
第 8 節 サイリウムシードガム
第 9 節 キサンタンガム
第 10 節 ジェランガムの基本的性質と応用例
第 11 節 スクシノグリカン
第 12 節 カラギナン
第 13 節 寒天
第 14 節 アクリル系の増粘剤,粘度調整剤 ゲル化剤の特徴とその使い方
第 15 節 ポリビニルピロリドン(PVP)
第 16 節 HM-HPMC(疎水化ヒドロキシプロピルメチルセルロース)
■第 4 章 オイルゲル化剤の種類,特性,使い方
第 1 節 オイルゲル化剤の種類,特性,使い方 ~ポリグリセリン脂肪酸エステル
第 2 節 アミノ酸系油ゲル化剤
第 3 節 シリコーン系ゲル化剤の使い方
第 4 節 疎水性流体(油)を増粘・ゲル化させる添加剤
第 5 節 糖を基材とした低分子量オルガノゲル化剤の開発
■第 5 章 バイオマス素材を活用した増粘ゲル化剤の種類,特性,使い方
第 1 節 植物由来原料を用いたオイルゲルの物性制御技術とトラブル解決方法
第 2 節 植物由来のポリグリセリンを主骨格としたオイル増粘ゲル化剤
第 3 節 バイオマスナノファイバー BiNFi-s の特徴と増粘ゲル化剤,乳化剤への展開
■第 6 章 強度と安定性をもつゲルを作成するには?
第 1 節 伸長誘起結晶化による高分子ゲルの強靭化
第 2 節 高強度 PVA ハイドロゲルの作製法とその医療応用
第 3 節 高強度のナノキチン複合ゲル
第 4 節 高強度な生分解性セルロースナノファイバーゲル
■第 7 章 電子材料,電池材料向けのゲルの開発
第 1 節 無機ナノファイバーを利用した安定なゲル電解質
第 2 節 高強度ゲル電解質の被膜化によるリチウム金属負極の長寿命化
第 3 節 リチウムイオン電池の注液工程にそのまま適用できるゲル系ポリマー電解質
第 4 節 電気伝導度と応答速度を両立するゲル状電気化学トランジスタ
■第 8 章 製剤・DDS に使用されるゲルの設計,作成
第 1 節 医療用ゲル粘着剤とその応用
第 2 節 塗布しやすく水分を多く含むハイドロゲルシートの調製とその評価
第 3 節 DNA ハイドロゲルを利用した核酸デリバリーシステム
第 4 節 刺激応答性ゲル微粒子の合成と DDS への応用展開
■第 9 章 ゲルの医療材料,細胞足場材への活用,設計,開発
第 1 節 スプレー投与可能な生体適合性ゲルを用いた癒着防止材の開発
第 2 節 シリコーンハイドロゲルコンタクトレンズ素材
第 3 節 PVA/ アルギン酸ハイドロゲルを用いた手術用臓器モデルの開発
第 4 節 細胞培養基材としての応用を目的としたアルブミンハイドロゲル
第 5 節 高伸縮性と自己修復性を併せもつハイドロゲルの展開
第 6 節 アミノ酸系スマート高分子を基盤とするインジェクタブルゲルの開発と細胞足場材料への応用
第 7 節 自己修復特性を有する細胞応答性超分子ヒドロゲル
■第 10 章 刺激応答性ゲルの設計,作成
第 1 節 両親媒性コレステロール誘導体のヒートセットゲル形成と薬物放出機能
第 2 節 塩水溶液中で所望の転移温度を持つ感温性ポリマーの開発と設計
第 3 節 カリウムイオンに応答する超分子ヒドロゲル
第 4 節 グルコース応答性高分子ゲルの設計
■第 11 章 ゲルを活用したアクチュエータ,導電性材料,センサの開発
第 1 節 柔軟な有機材料と液体金属との調合で可能な導電性の高い複合材料
第 2 節 磁場応答性水系ゲルのアクチュエータへの展開
第 3 節 ポリマーマイクロ球体およびゲル光共振器による湿度・ガスセンシング
第 4 節 2 種類の低分子オルガノゲル化剤を用いたハイドロゲルの調製
第 5 節 発電するゲルの開発
■第 12 章 化粧品,食品へのゲルの応用とその調製
第 1 節 ゲル化・増粘作用を目的とした化粧品で使用される水溶性高分子およびその高度利用技術・新機能の創製
第 2 節 非イオン界面活性剤が形成するαゲルの構造と物性解析
第 3 節 セルロースナノファイバーを使用した化粧品の開発
第 4 節 ゲル化剤,増粘剤による食感の創製
■第 13 章 新しいゲルの用途,その他の製品へのゲルの活用事例
第 1 節 層状チタン酸板状粒子と親水性高分子の複合化による高吸水性ゲルの開発
第 2 節 セルロース誘導体を基材とした球状吸水性樹脂の合成
第 3 節 タンパク質結晶化におけるゲルの活用
第 4 節 ミネラリゼーションを利用した有機-無機複合ハイドロゲルの開発
■第 14 章 ゲルの造形,成形技術
第 1 節 ハイドロゲルの接着制御を基盤とした立体造形
第 2 節 ゲルの成形技術
※さらに詳細な目次は、本書ホームページを参照ください
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