タンパク質、細胞の吸着制御技術

★ 最新のメカニズムからアプローチする「親水性」「抗血栓性」「細胞親和性」「抗菌性」を有する材料の開発! ★ 「耐水性、耐溶剤性、機械的強度」と「生体親和性」を両立させる材料、改質技術とは?

2024/10/07

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≪書籍≫

タンパク質、細胞の吸着制御技術


★ 最新のメカニズムからアプローチする「親水性」「抗血栓性」「細胞親和性」「抗菌性」を有する材料の開発!
★ 「耐水性、耐溶剤性、機械的強度」と「生体親和性」を両立させる材料、改質技術とは?


●発刊日:2024年9月30日
●体裁:A4判 437頁
●定価:88,000円(税込)
●ISBN:978-4-86798-040-8
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(本書のポイント)
変化する規制、変革が続くデジタル技術へのGMP要件をブレークダウン!

 ☆高分子、無機材料、金属表面へのタンパク質吸着、細胞接着のメカニズム
 ☆タンパク質、細胞、細菌の吸着を抑制するコーティング、表面改質技術
 ☆タンパク質、細胞の吸着を促進させる表面処理技術と材料の開発
 ☆タンパク質 吸着量の評価
 ☆医療用容器、抗血栓、抗菌、抗バイオフィルム材料への応用

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(本書章立て)

■第1章 材料表面へのタンパク質,細胞低吸着性を付与する表面処理技術
1節 DLC の分類と細胞接着性評価
2節  ePTFE基材へのDLC成膜による血液適合性向上
3節 ポリウレタンチューブのDLCコーティングによる細菌付着抑制
4節 銅含有DLC膜による抗菌性メカニカルコーティングの開発
5節 ホスホリルコリン修飾によるグラフェン表面のタンパク質吸着抑制

■第2章 タンパク質の吸着を抑制する生体適合性ポリマーの開発、表面改質技術
1節 生体親和性を指向した機能性重合材料
2節 GLMA系生体適合性ポリマーのタンパク質吸着性
3節 シクロオレフィンポリマーのタンパク質吸着性、凝集体について
4節 低吸着樹脂の製品開発と材料表面の付着性評価
5節 合成系コーティング材料「セックワン?」の医療機器への応用
6節 親水性ポリマーブラシの潤滑性と医療材料への応用
7節 タンパク質吸着抑制能を有する分解性ハイドロゲル表面の構築
8節 星型ポリマーコーティングによるタンパク質、細胞の付着抑制
9節 タンパク質の吸着・脱離を制御できる温度応答型水圏機能材料
10節 タンパク質吸着防止ポリマーの開発とタンパク質安定化効果
11節 低タンパク質吸着性、血液適合性を持つ医療用コンパウンド
12節 MPCポリマーコーティングによる義歯用レジンへのカンジダ付着抑制効果
13節 MPCポリマーの特性と生体適合性ポリマーとしての可能性
14節 タンパク質の吸着や細胞の付着を防ぐ表面コーティング材料設計
15節 病原微生物の付着と定着のメカニズムと付着・定着を抑制する成分の検索
16節 小麦粉由来アラビノキシランの大腸菌付着抑制効果
17節 テオブロミンおよびS-PRGフィラー含有歯面コーティング材の細菌付着抑制効果

■第3章 タンパク質の吸着特性とその評価
1節 QCM によるタンパク質吸着の測定
2節 タンパク質の吸着量と凝集体の関係性と吸着タンパク質の定量評価
3節 高分子バイオマテリアルの水分子の動的挙動
4節 タンパク質のステンレス鋼表面に対する付着挙動
5節 金属バイオマテリアル表面でのタンパク質吸着と細胞接着
6節 接触角によるタンパク質吸着量の評価
7節 デバイスへの吸着抑制を目的とした界面活性剤の活用
8節 エピタキシャルグラフェン上へのタンパク質・アミノ酸吸着特性の電気的評価
9節 バイオフィルムの付着性評価

■第4章 抗血栓性コーティング技術の開発と評価
1節 抗血栓コーティングの設計において有用な評価技術
2節 血液浄化膜に対する抗血栓性コーティングポリマAN-MPCの開発
3節 ポリエチレン(PE)の改質による抗血栓性化を可能にする新規バイオマテリアル
4節 コラーゲンの立体構造修飾による脱細胞組織の抗血性化
5節 抗血栓性ポリマーの脱細胞化肝臓足場への活用

■第5章 タンパク質の吸着促進をさせる表面処理技術と材料の開発
1節 細胞培養基材の設計ポイント
2節 炭素系薄膜への細胞接着性タンパク質吸着性評価
3節 タンパク質吸着のためのバイオセラミック粒子の表面機能化
4節 光照射による細胞の接着促進・忌避の制御
5節 細胞接着を光制御できる機能性基板
6節 細胞を性質変換させる三次元培養技術に向けた細胞架橋素子の開発
7節 セラックへの細胞接着性の付与
8節 ナノカーボン材料表面へのタンパク質の結合機構:アミノ酸レベルでの理解
9節 ソフト界面揺らぎの定量的評価とタンパク質吸着との相関関係

■第6章 医薬品包装/医療機器材料に関わる規制
1節 ISO 10993 医療機器の生物学的評価
2節 日本薬局方 生物学的安全性評価
3節 生物学的安全性試験の概要
4節 E&L試験の実施ポイント


※さらに詳細な目次は、本書ホームページを参照ください

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