開催日 | 2023年3月14日(火) |
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開催地 | 京都府 |
ライカマイクロシステムズは、日本生理学会第100回記念大会にてランチョンセミナーを開催します。
今回は、産業総合研究所 波平 昌一 先生をお招きし、蛍光イメージングにより導かれた脳機能の研究結果についてご講演いただきます。顕微鏡の新たな可能性をご研究のヒントに、ご参加予定の方は、ぜひご聴講ください。
ライカ ランチョンセミナー「顕微鏡イメージングの未来へ」
【日程】
2023年3月14日(火) 12:20~13:10
【場所】
国立京都国際会館 第2会場(Room B1)
【演題・演者】
1)脳の機能と老化を制御する代謝とエピジェネティクスのクロストーク
演者:波平 昌一 先生(産業総合研究所 バイオメディカル研究部門 脳機能調節因子研究グループ)
■ご講演概要■
DNAメチル化やクロマチン構造変換といったエピジェネティクス機構は、脳機能の恒常性維持に必須である。エピジェネティクスを担う各種の化学修飾酵素は、細胞内エネルギー代謝やアミノ酸代謝などによって得られる代謝産物を化学基の供与体として利用する。従って、代謝とエピジェネティクスの綿密なクロストークが脳機能を支えていると言える。最近我々は、蛍光顕微鏡を用いた組織学的解析により、そのクロストークが社会的ストレスに対する応答や老化制御に関わることを明らかにした。本セミナーではそれらの研究の一端を紹介する。
2)蛍光イメージングのブレイクスルー技術
演者:鶴巻 宜秀(ライカマイクロシステムズ株式会社)