遠心式ナノ粒子解析装置 Partica CENTRIFUGE

遠心沈降式による高分解能粒子径分布

2025/12/12

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Partica CENTRIFUGEは、粒子をサイズごとに分級しながら測定する遠心沈降法です。ラインスタート法と一様沈降法の2種類の測定方法を、一台の装置・同じセルで可能にした為、原液~希薄試料まで精密な粒子径分布測定を実現しました。また低回転から高回転への加速運転により、一度に高精度でワイドレンジの測定結果が得られます。

特長
・高い分解能で少ない粗大粒子も捉えることができるため、少ない異物や凝集も見逃がしません。粒子径分布の幅・分布の裾まで信頼できる測定結果が得られます。
・試料室とローター部分の冷却機能により、回転による試料の温度上昇を防ぎ、長時間の安定した測定を可能にし、測定結果の信頼性を向上させました。さらに静音・安全・簡単に操作できる装置設計です。

アプリケーション
【リポソーム製剤の粒子径解析】
異なる分散媒を用いて分散させたリポソーム製剤の粒子径分布の経時変化を、サイズごとに分級しながら測定できる遠心沈降法を用いて測定しました。非推奨分散媒で分散した製剤において、180 nm 前後の頻度が高くなり、経時的に粒子径分布が変化する様子を捉えることができました。

アプリケーションデータご協力:明治薬科大学 分子製剤学研究室

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