遠心式ナノ粒子解析装置 Partica CENTRIFUGE

遠心沈降式が証す、高分解能粒子径分布

2024/08/14

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Partica CENTRIFUGEは、粒子をサイズごとに分級しながら測定する遠心沈降法です。ラインスタート法と一様沈降法の2種類の測定方法を、一台の装置・同じセルで可能にした為、原液~希薄試料まで精密な粒子径分布測定を実現しました。また低回転から高回転への加速運転により、一度に高精度でワイドレンジの測定結果が得られます。

特長
・高い分解能で少ない粗大粒子も捉えることができるため、少ない異物や凝集も見逃がしません。粒子径分布の幅・分布の裾まで信頼できる測定結果が得られます。
・試料室とローター部分の冷却機能により、回転による試料の温度上昇を防ぎ、長時間の安定した測定を可能にし、測定結果の信頼性を向上させました。さらに静音・安全・簡単に操作できる装置設計です。

<アプリケーション事例:高分解能の粒子計測を実現>
粒子径の異なる4種類のシリカ標準粒子を同量混合した試料を測定した結果、ほぼ同じ高さを持つ4種類の分布が得られます。遠心力により分級されることで高分解能な粒子径分布測定が可能となります。

遠心式ナノ粒子解析装置 Partica CENTRIFUGE 仕様
測定方式:キュベットセル式遠心沈降法 ラインスタート法 / 一様沈降法の両方が可
測定レンジ:10 nm ~ 40 μm
最大遠心力:30,000 G
温度制御:冷凍機により、ローター、セル、試料を一定温度に制御
使用温度:15 ~ 25°C
外形寸法:634 (W)× 550 (D) × 341 (H) mm
重量:約100 kg
オプション:密度勾配フラクショネータ

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