レーザ回折/散乱式粒子径分布測定装置 Partica LA-960V2シリーズ
サイズに一量体と二量体レベルの差しかないナノ粒子の混合比の違いも高感度、かつ迅速に分析できました
2025/12/12
Partica LA-960V2シリーズは、特にニーズの高いサブミクロンからナノレンジの測定に関し、信頼性の高い粒子径とその分布幅を算出します。世界で初めて試みた粒子計測(粒度分布)業界初の精度保証をより強化しています。
特長
・ナノレベルの粒子の違いも高感度、かつ迅速に分析可能
・研究開発・品質管理など幅広い仕様用途
・多彩なオプションをワンタッチで交換可能(オプション例を記載してください)
<アプリケーション事例:高サイズ分解能の分析>
体外診断用医薬品( IVD in vitro diagnostics )は、ラテックス粒子などのナノスケールの粒子を担体として生体内物質の抗原抗体反応による凝集を用いて診断を行います。 一方で自己凝集や検査対象物以外との凝集は使用期間の短期化や誤った診断につながるため、凝集性は厳密に管理する必要があり、分散性・安定性評価の観点から、その定量を求められています。 100 nmのPLS粒子とその二量体と同じ体積であるPLS粒子を用い、二量体が存在しているときに判別できる性能があるかどうかを模擬的に確認した結果、サイズに一量体と二量体レベルの差しかないナノ粒子の混合比の違いをメジアン径の違い・分布の違いから、見分けることができました。


