[書籍紹介]
抗体医薬製造入門
微生物管理・GMP・そして細胞構築から理解する

書籍のポイント

抗体医薬製造の実践的入門書
  
 抗体医薬品やバイオシミラー市場が急速に拡大する一方、日本ではCMCや製造を担う実務人材の不足が深刻化しています。本書は、抗体医薬品の歴史や科学的背景を踏まえ、微生物管理、無菌、GMP、細胞構築など、製造に不可欠な知識を現場感覚と結び付けて解説します。抗体医薬品を「作る」ビジネスに携わる方、これからその担い手を目指す方に向けた、実践的な入門書です。

著:定光 信、宮下 英昭
定価 4,180円(税込)/A5判92頁2026年9月月刊
※書籍のご購入は じほう オンラインショップ へ

目 次

第1部 抗体医薬品製造の本質 ―無菌・GMP・工程・人をつなぐ―
 第1章  抗体医薬品の製造と微生物管理
     ―なぜ最初に「微生物」を理解する必要があるのか―

 
 第2章  微生物とは何か
     ―抗体医薬品製造の前提となる「見えない存在」―

  1 ウイルス―自らは増えられないが,厄介な存在
  2 原核生物(細菌)―条件がそろえば爆発的に増える
  3 真菌―ゆっくりだが,確実に増える
  4 原生生物―製造現場では影が薄いが,存在は知っておく
  5 日常生活と微生物―食中毒の視点から

 第3章  無菌とは何か
     ―抗体医薬品製造における「無菌」と「微生物管理」―

 第4章  GMPとは何か
     ―「なぜ」を考え,製品理解に基づいて品質を作り込む仕組み―

 第5章 衛生管理 ―人間は最大の汚染源である―

 第6章 培養工程 ―細胞を育て,抗体を作ってもらう―

 第7章 精製工程 ―不純物を取り除き,医薬品に仕上げる―

 第8章 製造に携わる人と ―品質は人が作り,人が守る―

第2部 細胞株構築という品質設計
    ―抗体医薬品製造の後戻りできない起点―

 第1章 抗体医薬産生細胞作製の歴史

 第2章 抗体の機能と構造
  
1 抗体の構造(ヒト抗体)
  2 抗体の生体内における役割
  3 抗体の産生と免疫記憶

 第3章 モノクローナル抗体
  1 モノクローナル抗体作製法
  2 モノクローナル抗体発明の意義

 第4章 遺伝子工学技術
  
1 遺伝子工学
  2 遺伝子発現系
  3 大腸菌
  4 ファージディスプレイ

 第5章 動物細胞
  1 培養細胞
  2 CHO細胞
  3 CHO細胞における発現ベクター
  4 CHO細胞宿主改良

 第6章 細胞株構築法
  1 細胞株構築法
  2 サブクローニング

 第7章 細胞株の品質評価
  1 評価項目
  2 クローナリティ
  3 生物原材料基準

 第8章 抗体医薬産生細胞構築の今後の展望

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