開催日 | 2025年12月18日(木) |
---|---|
開催地 | Web |
■講師
EYストラテジー・アンド・コンサルティング(株) シニアマネージャー 植木 貴之 氏
【略歴】
大手外資系医療機器メーカーの薬事、 他ファームを経て、現職。医薬品・医療機器メーカーを対象としたマーケットアクセス/規制に関するプロジェクトに主に従事。厚生労働省医政局経済課への出向経験あり。東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻にて修士号取得。Gel Coat Biomaterials株式会社 技術顧問、公益財団法人 神戸医療産業都市推進機構 アドバイザー。
EYストラテジー・アンド・コンサルティング(株) シニアコンサルタント 田中 優史 氏
【略歴】
新卒で薬系技官として厚生労働省に入省し、医薬局審査管理課及び保険局医療課へ配属。新薬審査等の薬事業務及び薬価収載等の保険業務に携わった後、大手外資製薬メーカーのマーケットアクセスを経て現職。特に製薬企業におけるマーケットアクセスや薬価に関する分野において深い知見を有する。
■習得できる知識
•保険制度の基礎的理解と制度設計の背景
•行政官の意思決定プロセスとその論理
•保険収載に向けた戦略的思考と制度活用の視点
■趣旨
【講演の趣旨】
• 保険制度の背景・目的・運用実態を学ぶ
• 元厚労省経験者の視点から、企業が制度をどう捉え、どう活用すべきかを理解する
• 保険収載に向けた戦略立案に必要な「制度の読み方」「行政との向き合い方」を習得する
【講演のポイント】
• 制度設計の「なぜそうなっているのか」を行政官の視点で解説
• 医薬品・医療機器・体外診断薬・再生医療等製品それぞれの制度的特徴と課題
• 保険収載に向けた企業のアプローチと行政との対話のあり方
■プログラム
1. 診療報酬の全体像
1.1 日本の医療保険制度の基本構造
1.2 診療報酬改定のプロセスと関係者の役割
2. 医薬品、医療機器、体外診断用医薬品、再生医療等製品の保険制度概要
2.1 医薬品の薬価制度
2.2 医療機器の保険制度
2.3 体外診断用医薬品の保険制度
2.4 再生医療等製品の保険制度
2.5 各製品カテゴリーにおける保険制度における論点・議論のトレンド
3. 保険適用に関する行政官の考え方・コミュニケーションの実際と留意点
3.1 保険戦略立案におけるポイント
3.2 保険収載における行政との対話のあり方
3.3 コミュニケーションの成功・失敗要因