開催日 | 2025年9月19日(金) |
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開催地 | 東京都 |
■開催場所
江東区産業会館 第1会議室
■講師
(株)わきあいあい 代表取締役 立原 隆義 氏
◆経歴
1980年 岡山県倉敷市生まれ
2003年 立命館大学経済学部卒業
2003年 株式会社リクルート入社。無料求人情報誌「タウンワーク岡山版」の立ち上げ・創刊に携わる。営業
から原稿編集までを行い、「新規開拓営業」、「効果的な広告表現方法」などを学ぶ。
2007年 株式会社わきあいあい入社。
2011年 代表取締役就任
◆略歴
立命館大学を卒業後、㈱リクルートへ入社し、約4年間、求人誌の分野で営業から広告作成までの一連の業務を行う。リクルート退職後、㈱わきあいあいへ入社。当時は食品表示サポートを補助的な業務としてしか捕らえていなかったが、「食品表示コンサルタント業」として正式に事業化。事業内容として、海外メーカーを含めた食品メーカーの食品表示作成サポートや商品規格書の作成、ebaseやASP規格書入力など食品に関するサポート業務全般を行っています。
また、リクルート時代に培った「広告の見せ方」のノウハウを生かし、消費者が手にとってくれる食品表示・パッケージ作りのお手伝いも行っています。
◆主な専門分野(中小企業・大手企業を含め400社以上と年間契約)
①食品表示ラベル作成に係るサポート・作成代行
食品表示法、医薬品医療機器等法(改正薬事法)、計量法、景品表示法、都道府県条例などをふまえた食品表
示の作成サポート・代行が可能です。(原材料・食品添加物の重量計算も対応可能)
※現在までの作成・確認アイテム数は40,000件以上となります。
※輸入食品のサポートも可能です。(書類は英語、もしくは日本語でお願いします)
②商品規格書・仕様書の作成代行
商品を流通する際、仕様が分かる規格書(仕様書)の作成は必須となります。この規格書には原材料・食品添
加物などを階層に分けて記載するなど非常に複雑ですが、各社に代わって作成を行います。
※フォーマット不問、eBASEやインフォマートASPシステム、アルカナム、パルシステム、そうけんくん
など様々な規格書に対応可能です。
③食品表示・商品開発に関するセミナーや個別相談
業種に応じたセミナーも可能です。“食”に関する内容であれば、どのようなテーマでも実施可能です。
【食品表示関係 セミナー実績】
・鳥取市保健所(東部、中部、西部にて19年度は計20回実施) ・島根県環境保健公社(島根県からの委託事業:19年度は計25回実施) ・鳥取県(健康政策課・くらしの安心推進課) ・しまね産業振興財団 ・岡山県県民生活部くらし安全安心課 ・岡山県備中県民局 ・岡山県美作県民局 ・堺商工会議所 ・姫路市保健所 ・兵庫県保健所栄養士協議会 ・(株)内田洋行ITソリューションズ ・愛媛県/愛媛県保健福祉部健康衛生局 ・(株)テックデザイン ・鳥取県東部商工会産業支援センター 等
■趣旨
本セミナーでは、食品表示に初めて携わる若手技術者にも理解していただけるように、食品表示法基礎とポイントを抜粋して解説します。また単に言葉で解説するだけではなく、実際の食品表示の作成フローを見て頂くプログラムも組み込んでいますので、説明した内容の復習がその場でできるとともに、実際の作成過程を体験していただくことで、作成方法・手順を体感的にも習得することが出来ます。
また、食品表示法では栄養成分表示も義務化されておりますので、栄養成分表示に係る基礎知識や、強調表示できる場合の基準をお伝えすると共に、栄養成分値の算出方法についても解説します。こちらも実際の栄養成分値算出フローを体感するプログラムを用意しており、より理解が深まる構成となっています。なお、当日は講師が準備する“栄養成分値算出フォーマット”を用い解説しますが、希望者には後日このフォーマット(Excelファイル)を差し上げます。
■プログラム
Ⅰ. 食品表示法の基礎と一括表示の作成ポイント
1.食品表示法の概略について
2.食品表示が必要な場合と不要な場合の基準について
3.食品表示法に基づく基本的な一括表示の各項目の説明と記載方法について
※特に、原材料名の記載方法、食品添加物の記載方法や、原料原産地表示の記載方法などは詳細に説明します。
4.食品表示法以外の法規制
・景品表示法
・医薬品医療機器等法(旧薬事法)
・公正競争規約など
5.よくある食品表示の間違い
6.具体的な一括表示の作成手順
※作成手順の理解の為、講師が実際にゼロから一括表示を作り上げます。
Ⅱ. 栄養成分における表示の基礎と成分の算出手順
1.栄養成分表示の基礎について
2.栄養成分に関しての強調表示について
3.栄養成分の求め方(算出方法)について
4.具体的な栄養成分の算出手順
※算出手順理解の為、講師が実際にゼロから栄養成分を算出していきます。
Ⅲ. まとめ・質疑応答