開催日 | 2025年6月19日(木) |
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開催地 | Web |
★自信を持ってFDAなど海外当局査察に対応するために!
★講師の長年の経験に基づいた、実際の査察事例や指摘事例についてもお話いたします!
FDAによるGMP査察対応のポイント・やっておくべき事前準備
~海外当局査察の印象を良くする/スムーズにする方法~
講師:NPO-QAセンター 中山昭一 氏
<日時>
2025年6月19日(木)10:30-16:30
<形態>
Zoomを用いたオンラインセミナー
*受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。
<セミナーポイント>
■講座のポイント
近年、国内での医薬品市場の伸び悩みから欧米への展開を図る会社が増えてきているが、日本国内だけを対象としてきた国内企業においては、国内だけで通用する日本語で事足りることから、英語に対してはアレルギーがある担当者も多い。これは、日本チバガイギー(現ノバルティス)、アストラゼネカの外資系会社で延べ35年勤務した中でも同じようなことが認められた。例えば、医薬品製造やGMPについては開発型の会社の中ではマイナーな扱いを受けることから、英語で読み書きできる担当者及び通訳はほぼ皆無であり、アストラゼネカ勤務中、医薬品製造やGMPに関する英語については当方が通訳に教えていた位である。演者は、海外からの査察を受けた経験よりは、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、韓国、イタリア、スウェーデン等の海外の工場を査察した経験の方が多いが、これらの経験に基づき、自信を持って海外の査察官へ対応できる基本を習得することを目標としたい。
■受講後、習得できること
1.査察対応(査察をスムーズにクリアーするには)
・翻訳する手順書
・査察における注意事項
2.FDAに査察におけるFDA483の理解
・FDA483にみるCGMPとシステム査察
■受講対象
1.品質部門(品質保証部及び品質管理部)
・FDA査察に対応できるQA及びQC業務書類、試験室等について理解できる
2.製造部門
・FDA査察に対応できる製造設備、書類等について理解できる
3.CMC
・査察に対応するための基礎を理解する
<講演プログラム>
1.査察準備
1-1.ツアーエリアの準備
1-2.書類
1-3.模擬査察
1-4.プレゼンテーション事例
1-5.通訳の選定
2.FDA査察の準備(工場側)事例
2-1.査察前の準備
2-2.準備する資料
2-3.通訳者の選定等
3.プレゼンテーションと準備資料の例
4.英訳した方がよい手順書とプレゼンテーション
4-1.組織図
4-2.製造所・作業所のレイアウト
4-3.会社の品質方針など
5.査察の対応事例
5-1.FDA 356hに基づく申請前のデータのチェック
5-2.査察前活動事例
5-3.査察の流れの概要
5-4.FDA-483から学ぶCGMPと品質システム査察
5-5.CGMPと対応する483(指摘事項)の事例