株式会社情報機構

E10ガソリンと第二世代バイオエタノールの徹底解説

2025/01/08

開催日 2025年4月9日(水)
開催地 Web

★日本のガソリンが変わる。導入されるE10ガソリンの問題点と対策。あわせて葉や茎、廃棄木材などから作る第二世代バイオエタノールの原理と開発状況をまとめて解説。

■セミナーテーマ
E10ガソリンと第二世代バイオエタノールの徹底解説
<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>

■講師
財部技術士事務所 技術士(化学部門) 財部 明郎 氏
 *元ENEOS総研

■主経歴等
1978年 三菱石油(株)入社
製油所、本社生産計画部門等で石油製品の生産、品質管理等の実務を担当
1993年 石油製品研究所 主任研究員として石油製品(ガソリン等の燃料、アスファルト)の改良、開発研究に従事
2000年 (財)石油産業活性化センター(現カーボンニュートラル燃料技術センター)   主任研究員として、燃料電池、バイオ燃料等新エネルギーの調査、開発に従事
2005年 新日石総研(現ENEOS総研)担当部長として、バイオ燃料その他の新燃料についての調査、ベトナムへの技術指導、グループ内事業所員の技術、品質管理、安全教育に従事
2019年 技術士事務所開設 主にカーボンニュートラル燃料についての調査、執筆、出版、コンサルティング、講演活動中

■専門および得意な分野・研究
石油製品(燃料、アスファルト)、バイオ燃料、カーボンニュートラル燃料

■本テーマ関連の専門学協会等での委員会活動
石油学会石油化学部会委員
オルタナ誌客員論説委員
石油産業誌に「明日のエコより今日のエコ」を連載執筆中

●日時 2025年4月9日(水) 13:00-15:30
●会場 会場での講義は行いません。
●受講料
  【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円

  【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円<

      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

■講座のポイント
 政府は2030年までにE10ガソリンを日本でも導入することを公表した。E10ガソリン、すなわち10%のバイオエタノールを添加したガソリンは、世界ではスタンダードだが、日本ではこれから導入されていくことになる。
 この講座では、バイオエタノールの製法から世界の情勢、E10導入の目的、E10導入時に発生する様々な問題点(あなたの愛車は大丈夫か)とその対策、今後の予想等について解説する。
 また、農作物の食用にならない葉や茎の部分、雑草類、廃木材、紙、廃棄衣類などを原料として製造する未来の自動車燃料、第二世代バイオエタノールの製造技術や開発の状況、F1燃料への採用可能性などについても説明する。

■受講後、習得できること
・自動車燃料としてのバイオエタノールの製造方法
・E10ガソリンの導入に伴う問題点とその対策
・E10ガソリン導入の目的(気候変動だけが目的ではない)
・第二世代バイオエタノールの製造技術と開発状況

■講演プログラム
1.はじめに
 1.1 政府が導入方針を決めたE10ガソリンとは何か
 1.2 世界のエタノールブレンドガソリン導入状況
 1.3 第一世代と第二世代のバイオエタノール

2.ガソリンとは
 2.1 ガソリンの作り方
 2.2 自動車燃料として求められる品質

3.バイオエタノールとは何か
 3.1 第一世代バイオエタノールの作り方
 3.2 気候変動対策だけではないバイオエタノールの導入目的
 3.3 なぜバイオエタノールがガソリンの代わりになるのか
 3.4 バイオエタノールとガソリンの違い

4.E10ガソリン導入時の問題点
 4.1 なぜ日本では導入が遅れたのか
 4.2 日本国内のバイオエタノール製造プロジェクト
 4.3 ETBEによるバイオエタノールの導入
 4.4 E10導入の目的
 4.5 E10導入時の問題と対策
    (車両への影響、燃費、蒸発性、オクタン価、水混合時の問題)

5.第二世代バイオエタノール
 5.1 第二世代バイオエタノールの概要
 5.2 原料
 5.3 生化学法
 5.4 熱化学法
 5.5 第二世代バイオエタノールプロジェクト

6.今後の展望
 6.1 F1燃料への採用の可能性
 6.2 プラスチック等への利用
 6.3 持続可能航空燃料(SAF)への応用

(質疑応答)

企業情報

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  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
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