株式会社技術情報協会

アンメットメディカルニーズを深堀する患者調査、抽出法

2024/07/13

開催日 2024年8月29日(木)
開催地 Web

<セミナー No.409105>

アンメットメディカルニーズを
深堀する患者調査、抽出法


☆ 患者調査の中から、アンメットニーズを深堀していく調査方法、結果の応用法
☆ 「ペイシェントジャーニーマップ」の作成法とアンメットメディカルニーズを抽出する方法

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■講師
【第1部】バージニア州ジョージメイソン大学 大学院卒 堀 玲子 氏
【第2部】(株)インテージヘルスケア MI事業部へルスケアリサーチ1部 リサーチディレクター 富内 叙子 氏
【第3部】(株)Real Discovery Outdoors 代表取締役社長/Juniper Therapeutix(株) 代表取締役社長 小澤 郷司 氏

■聴講料
1名につき60,500円(消費税込/資料付き)
1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円(税込)
大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくはお問い合わせください。
■Live配信セミナーの受講について
・本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
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・開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
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・パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
・セミナー配布資料は印刷物を郵送いたします。
・当日は講師への質問することができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

プログラム
(10:30~12:30)
【第1部】患者をターゲットにしたアンメットメディカルニーズ調査
バージニア州ジョージメイソン大学 大学院卒 堀 玲子 氏

【講座主旨】
業界動向として、特定の分野・製品に高い価値を持つスペシァリティファーマの市場参入またメガファーマの内部にスペシァリティ分野を設置するといった多様なマーケティング戦略が主軸になってきている。医師を中心とした従来のマーケティングリサーチやそれに基づくマーケティング戦略では対応しきれない新規のアプローチが必要とされている。特に今まで見過ごされてきた患者中心の医療を実践していく中で、患者をターゲットとした患者ニーズを探る詳細な情報収集が要求されている。本講演では筆者が今まで実践して来た患者調査の中から、特にアンメットニーズを深堀していく調査方法や結果の応用について解説していきたい。

【講座内容】
Part 1:新しいマーケティングアプローチの必要性
~現在の医療環境状況
 ・患者のアンメットニーズが高い領域の現状考察
 ・今まで調査対象になっていなかった対象者へのアプローチ
 ・これまで実施されなかった項目と課題の整理
 ・Patient Centricity~なぜ患者調査が必要なのか。
 ・製品導入までの動きと患者への対応策
 ・患者調査の最近の傾向

Part2:実際の患者調査
 ・患者リクルート方法
 ・テーマと手法
  ~具体的な疾病領域(骨粗鬆症、リウマチ、喘息/COPD、アルツハイマー型認知症、RLS、
   うつ、慢性疼痛、vaccine、ADHD、その他希少疾患)
  ~特に患者の定性調査の詳細
 ・患者調査のマーケティングへの応用
 ・将来の患者調査テーマや方法

【質疑応答】


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(13:15~14:45)
【第2部】ペイシェントジャーニーによるアンメットメディカルニーズの発掘
(株)インテージヘルスケア MI事業部へルスケアリサーチ1部 リサーチディレクター 富内 叙子 氏

【講座主旨】
患者側の状況や想いを紐解き、アンメットメディカルニーズを探索する場合は、「ペイシェントジャーニーマップ」の作成が適しています。
実際、沢山の製薬企業から「ペイシェントジャーニーマップ作成のための患者定性調査」のご依頼をいただいています。本講座では「ペイシェントジャーニーマップ」を作成するための準備や作成後にアンメットメディカルニーズを抽出する方法を解説致します。

【講座内容】
Part 1:ペイシェントジャーニーマップ作成のポイント
 ・ペイシェントジャーニーマップ作成目的の調査が増えている理由
 ・ペイシェントジャーニーマップの例
 ・ペイシェントジャーニーマップをつくるジャーニーの解説
   -調査企画:手法を選ぶ
   -リクルート:インタビューに参加してくれる患者さんの協力をとりつける
   -インタビュー:インタビューの工夫
   - ジャーニーマップ作成:患者さんの経験と思い、今後を示唆するジャーニーの創出

Part 2:ペイシェントジャーニーマップ作成後のワークショプ
 ・ワークショプの解説
 ・ペインポイント、ゲインポイントの整理
 ・あるべきペイシェントジャーニーマップの作成
 ・現状とのギャップを埋めるために
 ・施策案の創出

【質疑応答】


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(15:00~16:30)
【第3部】リアルワールドデータ(RWD)によるアンメットメディカルニーズの調査
(株)Real Discovery Outdoors 代表取締役社長/Juniper Therapeutix(株) 代表取締役社長 小澤 郷司 氏

【講座主旨】
 RWDは、医薬品医療機器の研究、開発、マーケティング営業、PVなど多岐にわたる事業部において利用され、市場機会の特定、製品ポジショニング強化、RWE構築、費用対効果分析、戦略的パートナーシップ構築などマーケティング・事業戦略上も利用される。本講座では、RWDを用いたアンメットメディカルニーズ調査における重要な手順、ステップ、考え方をお伝えするとともに、患者中心のRWDによる調査についても触れたい。

【講座内容】
1.製薬会社におけるRWDを用いたアンメットメディカルニーズの調査の一般的な用途・目的

2.調査の方法論
 2.1 目的の明確化
 2.2 対象範囲の設定
 2.3 目的・対象範囲にあったデータソースの特定
 2.4 データ収集方法
 2.5 データの統合・標準化
 2.6 データ分析
 2.7 アンメットメディカルニーズ分析
 2.8 調査結果のまとめ
 2.9 アクションプランの作成
 2.10 倫理的配慮
 2.11 データ保護

3.事例
 3.1 電子カルテ由来RWDを用いたペイシェントジャーニーの明確化からアンメットメディカルニーズを探る
 3.2 ePRO由来RWDを用いたアンメットメディカルニーズ調査

4.今後の展望
 4.1 患者中心によるRWDを用いたアンメットメディカルニーズの把握

【質疑応答】

 

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